オススメレビュー! デュアルコアAtom、SSD搭載のネットブック LB-M130S

マウスコンピューターのネットブック「LuvBook M」シリーズに、デュアルコアCPUを採用する新製品「LB-M130S」が登場した。高解像度の液晶ディスプレイやSSDなどを搭載するなど、モビリティだけでなく性能にも期待できる新製品を早速チェックしてみよう。

　デュアルコア版のAtomを搭載した実用機

　720p表示に対応した10.1型ワイドディスプレイ

　OSやアプリの起動で差のつくSSDを搭載

デュアルコア版のAtomを搭載した実用機

ネットブックというと機能・性能を限定した低価格のミニノートというイメージが強い。実際に、このカテゴリの製品が出始めたころはその評価も正しく、なんらかの我慢をしながら使うノートPCともいえるものだった。しかし、現在では比較的高い性能を持つ機種も多く登場しており、用途を選べば十分実用的に利用することができるようになった。今回の「LB-M130S」もまさにそういった製品で、CPUにはハイパースレッディング機能をサポートしたデュアルコアプロセッサであるAtom N550（動作周波数1.50GHz）を搭載し、実に4スレッドもの同時処理が可能。確かに動画のエンコードや3Dゲームといった用途には適さないが、オフィスソフトを使った文書作成や、ブログにアップロードするためにデジカメ画像の編集をするといったシーンで、性能不足を感じることはほとんどないだろう。

720p表示に対応した10.1型ワイドディスプレイ

「LB-M130S」のディスプレイは10.1型ワイド。このサイズのネットブックだと、従来は解像度1024×600ドットの液晶パネルを搭載していることが多かったが、本モデルは720pのHD動画を縮小なしに表示できる1280×720ドットのパネルを採用した。今では多くのWebサイトが幅1024ドット程度の解像度を想定してデザインされているため、従来のネットブックではインターネットを利用するときにWebブラウザを全画面表示にする必要があった。しかし、本モデルならWebブラウザを1024ドットで開いても画面にまだ余裕があるため、サイドバーガジェットなどを同時に表示させておくことが可能だ。画面の縦横比がちょうど16：9のため、ワイドの動画コンテンツを表示するとき上下に黒帯部分が表示されないのもうれしい。また、本体は厚さ24.5mmと薄型で、重量も約1.01kgと持ち運びも楽々。出先でのプレゼンテーションなどにも最適だ。

OSやアプリの起動で差のつくSSDを搭載

さらに、ぜひとも特筆しておきたいのがストレージとしてインテル製SSD「X25-M」（80GB）を搭載していることだ。PCの性能を語るときにはCPUやグラフィックス性能に目が行きがちだが、体感的な「サクサク感」を大きく左右するのがOSやアプリの起動時間で、これを短縮するための非常に有効な手段が、システム用ドライブとしてHDDの代わりにSSDを使用すること。特にデスクトップPCや大型のノートPCに比べ、スペックに制限の多いモバイルノートにおいて、SSDの搭載によって得られる性能向上の意味は大きい。加えて、物理的な衝撃によるクラッシュの心配がほとんどなくなることや、消費電力の低減といった効果も期待できる。今回の製品には約1万円安いHDDモデル「LB-M130B」も用意されているが、この価格差であればぜひともSSDを選択し、本モデルのポテンシャルを引き出してほしいと思う。

標準スペック

メーカー	マウスコンピューター
型番	LB-M130S
ディスプレイ	10.1型ワイド液晶（1280×720）
CPU	インテル Atom N550
メモリ	2GB DDR3 SODIMM PC3-5300
SSD	80GB
チップセット	インテル NM10 Express
ドライブ	－
グラフィックス	インテル グラフィックス メディア アクセラレーター 3150
OS	Windows 7 Home Premium 32ビット版
LAN	ギガビット(10/100) LAN、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN
インタフェース	USB2.0×2、マルチカードリーダー
サイズ	W273×D166×H24.5mm（折り畳み時）
重量	約1.01kg
バッテリー駆動時間	約2.4時間
価格	49,980円（税込）

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

価格・構成については、2011/3/23（記事作成日）現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。

（マイコミジャーナル広告企画）

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