多彩な地デジPCを展開するマウスコンピューターをはじめ、多くのPC系メーカーが参加している地デジPC普及促進キャンペーン「パソコンも地デジカ!!」。2010年春から展開し、2010年10月より第2シーズンに突入。その中心となる、地デジをもっと楽しくする機能の提供やサービスとのタイアップについて徹底紹介する!

HDDレコーダーよりもずっと便利!
PCでの地デジ録画はこんなにスゴい

いよいよ2011年7月24日で地上波のアナログ放送が終了する。地デジ視聴が可能な家庭は9割を突破と、アナログ放送からの移行が進んでいる中、注目したいのがPCでの地デジ録画だ。テレビ番組の録画といえばHDDレコーダーが主役と思っている人も多いと思うが、PCの汎用性や操作性を活かした地デジ対応PCや周辺機器は驚くほど便利だ。マウスによる素早く直感的に使えるインタフェースや、HDDを増設して手軽に録画時間を延ばせるなど、PCならではのアドバンテージは多い。その中でも、マウスコンピューターの地デジPCは、フルHD液晶がセットになって5万円台から購入可能と、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るのが大きな魅力。また上位モデルでは、10倍録画、2番組同時録画、3D放送対応など豊富な機能を備えている。

そこで今回は、地デジPCの魅力的な録画機能を紹介していきたい。液晶の近くではマウス、離れた場所ではリモコンとシーンによって使い分けられるなど利便性に優れ、見やすくカスタマイズもしやすい番組表のおかげで、スムーズに録画予約ができて使いやすさは抜群だ。試用したマシンは、薄型のLED液晶をセットにしたモデル「Lm-i720X-DB24L」で、地デジチューナーを10倍録画機能などを備える多機能なPIXELAの「PIX-DT230-PE0」に変更したPC。このPIXELA PIX-DT230-PE0を搭載するモデルとしては、3D対応ディスプレイとセットにし、3D放送をサポートする「Lm-i721E-DB22D」(標準構成価格:139,860円)、Core i7をはじめ6GBのメモリなど高いスペックを持つ「Lm-i900S-DB24L」(標準構成価格:139,860円)をラインナップしている。

今回試用した「Lm-i720X-DB24L」。標準構成価格は119,700円でPIX-DT230-PE0搭載時で129,150円となる
3D放送に対応する「Lm-i721E-DB22D
Lm-i721E-DB22Dの標準スペック [CPU] インテル Core i3-550   [チップセット] インテル H55 Express   [メモリ] 4GB   [HDD] 1TB   [光学ドライブ] ブルーレイディスクドライブ   [グラフィックス] NVIDIA GeForce GT 430/1GB   [ディスプレイ] 21.5型ワイド液晶(Full HD/16:9)   [サイズ/重量] W180×D382×H373mm/約8.89kg   [OS] Windows 7 Home Premium(64ビット版)   [標準構成価格]139,860円  
パーソナルパワーモデル「Lm-i900S-DB24L
Lm-i900S-DB24Lの標準スペック [CPU] インテル Core i7-950   [チップセット] インテル X58 Express   [メモリ] 6GB   [HDD] 1TB   [光学ドライブ] ブルーレイディスクドライブ   [グラフィックス] NVIDIA GeForce GTS 450/1GB   [ディスプレイ] 24型ワイド液晶(LED、Full HD/16:9)   [サイズ/重量] W180×D382×H373mm/約9.77kg   [OS] Windows 7 Home Premium(64ビット版)   [標準構成価格]139,860円  

録画したい番組はすぐに見つかる!
見やすい番組表とジャンル別の検索機能

まずは録画予約を行ううえで必須といえる「電子番組表」からチェックしていこう。大きな魅力は情報量の多さだ。最大12チャンネルまで表示可能で、一覧性に優れている。ドラマには紫色の帯が、趣味/教育には茶色の帯が入って、ジャンル別に色分けされており、番組の大まかな内容をパッと見で把握できるのもポイントだ。また、文字のサイズは小/中/大で調整でき、大にすると最大7チャンネルの表示となるが、文字はかなり大きくなるので離れた場所からリモコンで操作するときに便利。このほか、設定画面の詳細設定メニューにある「番組表」をクリックすれば、好みのチャンネル設定を作成できる。地デジ/BSデジタル/110度CSとデジタル3波の好きな番組を表示させられるので、よく見るチャンネルが決まっているなら番組表の使い勝手がグッとアップするはずだ。

最大12チャンネルまで表示可能な電子番組表を搭載
文字のサイズは3種類。小では12チャンネル、中では9チャンネル表示できる 大に設定すると7チャンネル表示となるが、文字大きくなるので見やすさはアップする
設定画面では、番組表に表示するチャンネルのカスタマイズが可能だ 画面上部にある放送切換を「お好み」にすると、カスタマイズした番組表を表示できる

好きな番組を見つけやすくする検索機能も用意されている。番組表を表示して、メニューから「番組検索」を選ぶと、ジャンル別に番組を絞り込める。使い方は簡単で、検索条件の欄から見たい番組のジャンルを選ぶだけ。リモコンでも赤のボタンを押すだけで、ジャンル一覧を呼び出せてお手軽だ。ジャンルはスポーツ、ドラマ、音楽、バラエティ、映画など多岐に渡っており、番組をかなり絞り込める。ただ、好きなキーワードを入力しての検索や、タレント名やサッカーだけなど、ピンポイントな絞り込みができないのは少々残念なところだ。ただジャンルでの絞り込みには、自分の好みにマッチしながら、今まで知らなかった番組に出会える面白さもある。

番組検索では、映画やスポーツといったジャンルに一致する番組一覧を呼び出せる 検索結果は、放送日やタイトル順で並べ替えることもできる