マイクロソフトの新OS「Windows 7」が登場し、レノボ・ジャパンのThinkPadシリーズにもWindows 7搭載モデルが続々発表された。今回は、Windows 7の魅力を最大限に引き出せるThinkPadのラインアップをまとめて紹介。各製品のサイズや価格などのポジショニングを整理しつつ、用途にピッタリな1台を見つけ出そう。
ThinkPad SLシリーズ
ThinkVantageテクノロジを搭載したれっきとしたThinkPadだが、ThinkPadには珍しく6列のキーボードを搭載したモデル。一般的なノートブックに近い6列キーボードレイアウトで、ThinkPadへの乗り替えをスムーズにしようという入門機だ。さらに、マルチメディアに強いアスペクト比16:9の液晶パネルを採用しており、コンシューマにも受け入れやすい製品となっている。ラインナップには14.0型ワイドのSL410と15.6型ワイドのSL510が用意されている。
■「ThinkPad SL410」のオススメ構成例 ※構成はカスタマイズ可能
[CPU] Intel Celeron 900(2.20GHz) [メモリ] 2GB [HDD] 250GB [光学ドライブ] DVDスーパーマルチ [ディスプレイ] 14.0型ワイド [グラフィックス] Intel GMA 4500M [無線LAN] IEEE802.11a/b/g/n [OS] Windows 7 Home Premium [最小構成価格] 49,980円~ 詳細はこちら
ThinkPad Rシリーズ
RシリーズはThinkPadのなかでもコストパフォーマンスを重視したモデル。コストを抑えつつも、ThinkPad伝統の7列キーボードや、堅牢性を高めるThinkPad Rollcageなど、必要十分な機能を備えている。アスペクト比16:10のワイドな液晶パネルを採用しているのも特徴だ。ラインナップには14.1型ワイドサイズのR400、15.4型ワイドサイズのR500が用意されている。
■「ThinkPad R400」のオススメ構成例 ※構成はカスタマイズ可能
[CPU] Intel Celeron 900(2.20GHz) [メモリ] 2GB [HDD] 250GB [光学ドライブ] DVDスーパーマルチ [ディスプレイ] 14.1型ワイド [グラフィックス] Intel GMA X4500 [無線LAN] IEEE802.11a/b/g/n [OS] Windows 7 Home Premium [最小構成価格] 54,810円~ 詳細はこちら
ThinkPad Tシリーズ
オフィス向けのエースであり、定番でもあるThinkPad Tシリーズ。14.1型ワイドのT400とスリム&軽量モデルのT400s、15.4型ワイドのT500という3つのラインナップが用意されている。特にT400sはTシリーズで最も新しい注目製品で、ディスプレイサイズは一般的なモバイルノートより広いにもかかわらず、薄さは約21.1mm、質量は約1.8kgと薄さ軽さではリアルモバイル級。T400sにはタッチパネル搭載モデルやWiMAX搭載モデルも用意されており、モバイルでありながらもパフォーマンスも同時に求められるビジネスユーザーに選んで欲しい一台だ。
■「ThinkPad T400s」のオススメ構成例 ※構成はカスタマイズ可能
[CPU] Intel Core 2 Duo SP9600(2.53GHz) [メモリ] 4GB [SSD] 125GB SSD [光学ドライブ DVDスーパーマルチ [ディスプレイ] 14.1型ワイド [グラフィックス] Intel GMA 4500MHD [無線LAN] IEEE802.11a/b/g/n + WiMAX [OS] Windows 7 Professional(32bit) [最小構成価格] 228,920円~ 詳細はこちら
ThinkPad Xシリーズ
ThinkPadのリアルモバイル機の真打で、コンパクト・スリムボディを追求したThinkPad Xシリーズ。12.1型ワイドのX200および、さらにスリムを追求したX200s、そして究極の高性能リアルモバイルをうたうX301がラインアップされている。X200sは約1.1kg~、X200とX301は約1.5kg~と、ThinkPadのなかでもとくに軽量だ。また、X200sとX301では低消費電力版のCore 2 Duoプロセッサが採用されており、豊富なバッテリーオプションと合わせて一段上の長時間モバイルも可能となっている。
■「ThinkPad X200」のオススメ構成例 ※構成はカスタマイズ可能
[CPU] Intel Core 2 Duo P8600(2.40GHz) [メモリ] 2GB [HDD] 250GB [ディスプレイ] 12.1型ワイド [グラフィックス] Intel GMA X4500 [無線LAN] IEEE802.11a/b/g/n 詳細はこちら
ThinkPad Xシリーズ Tablet
ThinkPad Xシリーズ Tabletは、コンバーチブルタイプのタブレット機能を統合したプロ向けモデル。液晶パネルはデジタイザーペンに対応した通常バックライトモデルと、指によるタッチパネル・デジタイザーペン両対応のLEDバックライトモデルが用意されている。Windows 7でサポートされたマルチタッチにも対応しており、ジェスチャー操作も可能だ。スペック、サイズはほぼThinkPad X200に準じ、拡張ボックス「ウルトラベース」もX200シリーズと共通のものが利用できる。
■「ThinkPad X200 Tablet」のオススメ構成例 ※構成はカスタマイズ可能
[CPU] Intel Core 2 Duo SU9600(1.60GHz) [メモリ] 4GB [HDD] 320GB [ディスプレイ] 12.1型ワイド [グラフィックス] Intel GMA X4500 [無線LAN] IEEE802.11a/b/g/n [OS] Windows 7 Professional(32bit) [最小構成価格] 199,920円~ 詳細はこちら
ThinkPad Wシリーズ
ワークステーションである ThinkPad W シリーズは、高性能プロセッサーとグラフィックスチップを搭載しており、ビジネスユーザー向けのハイエンドマシンとしても利用可能だ。W500は15.4型ワイドサイズで比較的省スペースにまとめ、モバイルも想定。W700はひとまわり大きな17型ワイド液晶を搭載し、腰を据えた作業に向く。なお、広大な作業領域を実現するWUXGA解像度の液晶を選べるのもThinkPad Wシリーズだけの特権だ。
■「ThinkPad W500」のオススメ構成例 ※構成はカスタマイズ可能
[CPU] Intel Core 2 Duo T9400(2.53GHz) [メモリ] 2GB [HDD] 320GB [光学ドライブ] DVDスーパーマルチ [ディスプレイ] 15.4型ワイド [グラフィックス] ATI Mobility FireGL V5700(512MB) [無線LAN] IEEE802.11a/b/g/n [OS] Windows 7 Professional(32bit) [最小構成価格] 174,930円~ 詳細はこちら
注目の独自技術「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」
「Windows 7 Lenovo Enhanced Experience」はレノボ独自のWindows 7高速化技術。Windows 7用にBIOS/ドライバ等を最適化することで、システムの高速化や、起動やシャットダウンに要する時間の短縮を実現する。今回紹介するThinkPadでは、もちろん全モデルで搭載済みだ。
[PR]提供:レノボ