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今回は第1回目でも軽く触れている、ThinkPadを語る上では欠かせない、保守サービスについて改めて紹介しておこう。一般的なノートブックPC、あるいはデスクトップPCでも良いが、故障が起きた際にはメーカーへ修理に出すことになる。店頭などの窓口から、あるいはメーカー直送という形でPC本体を送付し、そこでスタッフが修理、返送されるという流れだろう。

ThinkPadの魅力に迫る

長期間入手できる豊富な保守部品

ThinkPadでも、このメーカーに送付する形の修理に関しては同様だ。ただ、レノボのダイレクト直販サイトでは、3年間の引取クーリエサービスや、同3年間の拡張クーリエサービスが有償オプションで付加できる。

クーリエサービスはいわゆる引取修理であり、後者の拡張クーリエサービスは通常のクーリエサービスにプラスして火事や自然災害、盗難紛失や各種事故なども保証される拡張保守と、渡航先での故障にも対応する海外保守が付く。海外サポートが必要となってくる用途では特にチェックしておきたいところだ。このほか、販売経路によっては当日/翌営業日対応の出張修理(オンサイト)や、ディスプレイ向けには機器交換サービス(COE)なども用意されている。このような幅広い保守サービスを展開しているところが心強い。

ThinkPadの保守サービスは、一般的な引取修理に加え、出張修理、そしてディスプレイ向けには機器交換サービスなども用意されている

ところで、場合によっては故障の原因が特定できていて、自分の手でも治せるだろうという時もある。ThinkPadなら、こうした場合、ハードウェア保守マニュアルから故障対象箇所のパーツ番号を探し出し、それを自ら取り寄せることもできるのだ。

ハードウェア保守マニュアルはThinkPadの部品構成や分解手順などが記載されているとともに、故障箇所を特定する手順なども記されている。この手順に沿って故障箇所の特定をしたうえで、自分のスキルで修理可能な箇所であればそのFRU番号を控え、それをサポート窓口に伝える……対象部品の取り寄せはこうした流れとなる。

ちなみに、各ネジやゴム足にまで部品番号が割り振られているほか、発売後3年を超えるような古い機種のパーツも部品によっては取り寄せ可能だったりする。このあたりはThinkPadがビジネス向けとして長く培ってきた配慮であるが、個人ユーザーであってもその恩恵に与れるところが嬉しい。

細かなパーツにまで番号があり取り寄せが可能なThinkPad。古い機種のパーツでもFRU番号を調べサポート窓口に相談すればなんとかなる可能性が高い

保守サービスの購入(検索)方法

レノボ・ジャパンWebサイトの周辺機器のページでは、保守サービス(※1)のオンライン販売を開始した。具体的には、以下の手順で使用している機器に適用可能な保守サービスを検索、購入することが可能だ。家電と比べ、PCのライフサイクルが短いのは事実。ただ、短いなりにもできるだけ長く使ってあげたいし、個人であっても、もちろん長く使えることの実用上のメリットは大きい。長期の保守サービスも製品選びのポイントにしてみてはいかがだろうか。

周辺機器ページ左の「製品に対応する周辺機器の検索」をクリック

.「タイプ-モデルを入力する」に使用PCの7桁の型番(※2)を入力し「GO」 ボタンをクリック

ページ左の「製品カテゴリ」より「サービス」を選択

検索結果一覧より保守サービスを選択

※1 保守サービスの詳細についてはこちら

※2 7桁の型番は、本体に貼られているラベルに記載されている。詳しくはこちら

(マイコミジャーナル広告企画)

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