多忙なビジネスパーソンに、安心と信頼のモバイル環境を提供するVAIO「type G」。2009年春、ビジネスの現場の声を反映し、最高水準の軽量化とパフォーマンスの向上を実現した。ビジネスパーソンのかゆいところに手が届く、硬派なモバイル。それがVAIO「type G」だ。

製品名
 VAIO「typeG」VGN-G3AANS
タイプ
 
OS
 Windows Vista Business (SP1) 32ビット正規版
カラー
 ブラック / シルバー / プレミアムブラウン
プロセッサー
 インテル Core 2 Duo SU9400 / SU9300 /
 インテル Celeron M 723
メモリー
 4GB(2GB×2) / 3GB(2GB+1GB) /
 2GB(2GB×1) / 1GB(1GB×1)
ドライブ
 ・DVDスーパーマルチドライブ + SSD
  約256GB / 約128GB / 約64GB
 ・DVDスーパーマルチドライブ + 1.8型HDD
  約160GB / 約120GB / 約80GB
 ・SSD約256GB / 約128GB / 約64GB
 ・2.5型HDD約320GB / 約160GB
  1.8型HDD約120GB / 約80GB
ワイヤレスLAN・Bluetooth
 IEEE 802.11a/b/g/n・搭載 / なし
バッテリー駆動時間
 軽量バッテリーパック(S)約3時間~約6.5時間
 標準バッテリーパック(L)約7時間~約13時間(※1)
質量
 約898g~約1207g(バッテリーパック装着時)(※1)
サイズ
 W約276.7mm×H約25.2mm(最厚部約27.2mm)×
 D約216mm
価格
 124,800円 (税込)~

※1:バッテリー駆動時間や質量は仕様によって異なります。

 ビジネスモバイルとしての機能を集約

 ビジネスを効率化するモバイル&ハイパフォーマンス

 安心の堅牢性、信頼のセキュリティ

ビジネスモバイルとしての機能を集約

VAIO「type G」は、1300社の企業の声を反映させて、2006年12月に『VGN-G1』シリーズとして誕生したビジネスモバイル。2007年10月には、堅牢性を高めた『VGN-G2』シリーズを発売。そして2009年1月、ビジネスカスタマーとITマネージャーのために、さらに進化を遂げて『VGN-G3』シリーズとして生まれ変わった。基本的なデザインイメージはこれまでのシリーズを踏襲しつつ、要望の多かった機能の追加や、これまでVAIOが培ってきたモバイルPCの技術を集結して、さまざまなビジネスシーンでの利用を想定した機能強化を図っている。

たとえばUSBポートはさまざまな拡張機器の利用を考慮して、それまでの2つ(左×1、右×1)から3つ(左×2、右×1)になった。スロット類としては、メモリースティックスロット、SDメモリーカードスロットに加えて、PCカードスロットも用意されている。また、盗難予防のセキュリティロックに使われるケンジントンロック用ホルダーは、「手前に配置されていると左手に引っかかりやすい」という意見を反映して、本体左にある電源入力端子のさらに後方に配置した。これらはすべてビジネスの現場からの声に応えたものだ。

また、新しくなった「type G」は、ソニーの省電力技術「VAIOエナジーセーブテクノロジー」を搭載。高度な電力制御と、バッテリーの長寿命化をはかりつつ高速充電を行う2つの充電モードを核にした、パフォーマンスと省電力を両立する技術だ。液晶の輝度を制御する「照度センサー」は、周囲の明るさを計測してディスプレイ輝度を自動調整し、電力消費を抑える(※1)。目にもやさしいうれしい結果も伴う。

さらに、PCの開閉には、段階的にトルクを下げることで、スムーズな開閉を実現する「可変トルクヒンジ」を採用。指でそっと支える程度の力でPCの開閉が行えるようになった。

※1:法人向け標準仕様モデルおよび法人向けカスタマイズモデル「VGN-G3AAPS」には搭載されていません。また、Windows XP Professional上では使用できません。

ビジネスを効率化するモバイル&ハイパフォーマンス

type G」の厚みはわずか約25.2mm(最厚部約27.2mm)。突起のないほぼフラットなボディは、ビジネスバッグにそのまま入れてもスムーズに入る。質量も最軽量時約898gと1kgを軽く下回る(※2)。スタミナは、軽量バッテリーパック(S)搭載時で約6.5時間、標準バッテリーパック(L)搭載時で約13時間ものロングスタミナを実現している。

OSは、Windows Vista Business(SP1)32ビット正規版を搭載。法人向け標準仕様モデル「VGN-G3AAPSicon」には、Windows XP Professional(SP2)正規版のダウングレード代行インストールサービスが付いている。

プロセッサーは、エネルギー効率に優れ、高いパフォーマンスが得られるインテル Core 2 Duo SU9400 / SU9300と、コストパフォーマンスの高いインテル Celeron M 723の3種類から選択可能。メモリーは1GB(1GB×1)~4GB(2GB×2)まで搭載できる。ドライブは、DVDスーパーマルチドライブ、HDD、SSDの組み合わせが14種類から選択できる。 HDDは、2.5型で約320GB / 約160GB、1.8型で約160GB / 約120GB / 約80GBの5種類、SSDが約256GB(128GB×2)/ 約128GB(64GB×2)/ 約64GBの3種類。なお、DVDスーパーマルチドライブと組み合わせられるHDDは1.8型のみとなる。

※2:光学ドライブなし、メモリー1GB、SSD約64GB、FeliCaポートなし、指紋センサー/TPMセキュリティチップなし、ワイヤレスLAN/Bluetooth機能なしの場合。

安心の堅牢性、信頼のセキュリティ

VAIO「type G」は、軽量で剛性の高いカーボン素材を天板、パームレスト、ボトムに全面採用。特に天板のマルチレイヤーカーボンは、これまでの5層構造から6層構造に強化され、従来に比べて約1.5倍の強度が実現されている。ボトムの各コーナーは、部品の強化と破損強化部品を追加し、さらなる堅牢化を実現している。また、データの破損を防ぐために、HDDやSSDなど各ストレージには、すべてのコーナーを強化ラバーで保護するという念の入れようだ。また、不幸にして「type G」を落下してしまったときでも、衝撃をセンサーが感知して、磁気ヘッドを待避してHDDのディスク面への衝突を回避する「VAIO ハードウェアプロテクション」を搭載。もしもの時にも心強い保護機能も搭載している。

12.1型のディスプレイは解像度1024×768ドットのスクエアタイプなので、ビジネスの現場で多く使われている4:3の画面サイズに対応したアプリケーションがストレスなく使用できる。液晶表面は、映り込みや目に負担をかけない「ノングレア液晶」を採用。「500g加重鉛筆ひっかき試験」において硬度5Hの鉛筆でのひっかきにも耐えるハードコーティングが施されている。

type G」の堅牢性については、ビジネスにおけるあらゆるシーンを想定した数々の品質実験に裏打ちされている。その品質試験に、今回新たに「多面落下試験」が追加された。多面落下試験とは、PC非作動時にすべての面(26面(※3))から落下を行う試験。結果は40cmの高さからすべての面で落下を行った後、PCを作動しても問題なく動作することが実証された。品質試験については、その一部の映像が「type G品質試験レポート」に公開されている(※4)。実際の試験映像をその目で見て、これらの試験をクリアした「type G」の堅牢性を実感して欲しい。

堅牢性を確実にするために行われる厳しい品質試験。その詳細は「type G品質試験レポート」でも参照できる

ボディ裏面にある「フット」。フットを付けることで、デスクの表面とボディ裏面の間に隙間を作り、それが排熱効果となっている。これも実機での評価試験を通して決定された細かい心配りだ

type G」のセキュリティ面を見てみよう。「type G」では、BIOS/HDD/Windowsの3段階のパスワード設定により、データの厳重な保護が行える。また、簡単な手順でHDDの取り外しや換装が可能な「HDD CRU(Customer Repairable Unit)」にも対応。HDDを取り外してから修理を依頼することもできる。TPMセキュリティチップを搭載すれば、不正アクセスや盗難によるHDDの読み出しを回避できる。その他、IT管理者によって、BIOSレベルでクライアントのPCの設定をコントロールしたり、USBポートやLAN機能、各種スロットやドライブなどの使用制限を行うこともできる。

なお、「type G」は昨年秋よりサービス開始となった「国際修理プログラム(IRSP)」対応モデル。Webでの事前登録を済ませれば、海外で故障した場合、36の修理対象国で無償で修理が受けられるようになった。これまでにも「VAIO海外修理サービス」という有償の海外修理サービスはあったが、Webでの事前登録さえ済ませておけば無償となるので、海外出張の多いビジネスパーソンは覚えておきたいサービスだ。

「すべてはモバイルのために」。ビジネスパーソンのかゆいところに手が届く、硬派なモバイル。それがVAIO「type G」だ。
※3:「多面落下試験」で行う「すべての面」とは、PCの天板、底面、4側面で6、角(頂点)8、稜線(角と角を結ぶ辺)12を加えた合計26の面のこと。
※4:映像については、特定環境における品質試験映像であり、無故障・無破損・HDD内データを保証するものではありません。

標準スペック

製品名 VGN-G3AANS
OS Windows Vista Business (SP1) 正規版
ディスプレイ 12.1型 XGA(解像度1024×768ドット)[TFTカラー液晶](※1)
グラフィックアクセラレーター インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター 4500MHD (チップセットに内蔵)
質量 約898g~1207g(バッテリーパック装着時)(※2)
サイズ 約W276.7mm×H約25.2mm(最厚部約27.2mm)×D約216mm
価格 124,800円(税込)~

※1:ディスプレイは、LEDバックライト、ハードコーティング、アンチグレア処理を施しています。
※2:バッテリー駆動時間や質量は仕様によって異なります。

カスタマイズスペック(構成例)

製品名 型番 VAIO「typeG」VGN-G3AANS
カラー プレミアムブラウン
プロセッサー インテル Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)
メモリー 3GB(2GB+1GB)
ドライブ 1.8型HDD 約160GB + DVDスーパーマルチドライブ
ワイヤレスLAN・Bluetooth IEEE 802.11a/b/g/n・搭載
Felicaポート 搭載
指紋センサー 搭載(※1)
TPMセキュリティチップ 搭載
キーボード 日本語配列
バッテリー 標準バッテリー(L)
ウォールマウントプラグアダプター なし
ワープロ・表計算ソフトウェア なし
インターネットセキュリティーソフトウェア マカフィー・PCセキュリティセンター(90日期間限定版)
静止画編集ソフトウェア なし
PDFファイル作成ソフトウェア なし
日本語入力システムソフトウェア なし
3年間保証サービス <ベーシック>
価格 204,300円 (税込)

※1:指紋センサーを選択する際には、TPMセキュリティチップの選択が必要になります。

上記スペックは、あくまで構成の一例だ。CTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。

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価格については、2009/1/27現在の金額です。最新の価格についてはソニースタイルのサイトにてご確認ください。

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