VAIO「type S」[SRシリーズ]は、モビリティに優れた軽量&スリムなボディに、仕事とパーソナルを切り替えて使える「Switch」搭載の個性際立つ1台。今回はプライベートで撮影した“α300”の写真を取り込んで「x-ScrapBook online」でフォトアルバムを作成してみた。
軽量&スリムなボディに秘めた先進テクノロジー
仕事でもパーソナルでも、自分らしく快適な「マイモバイル・スタイル」を演出するVAIO。それがVAIO「type S」だ。先進の「インテル Centrino 2プロセッサー・テクノロジー」を搭載し、VAIOオーナーメードモデルの「VGN-SR90シリーズ」では、プロセッサーのインテルCore 2 Duo T9600/T9400/P8600/P8400の4種類からの選択が可能になっている。
今回のテスト機VAIO「type S」と“α300”。「type S」のカラーはVAIOオーナーメードモデル限定「サクラピンク」。しっとり優しく光るピンク色は、“α300”の「シルキーゴールド」とよく合うカラーリングだ。キーボードは長い爪でもひっかからない「アイソレーションキーボード」を採用している |
ディスプレイは、高輝度、高コントラスト・高視野角の13.3型ワイドWXGA(1280×800ドット)「クリアブラック液晶」を搭載。薄くて軽いLEDバックライトを採用し、1.88kg(※)の軽量化を実現。省電力化も図っている。グラフィックアクセラレーターは、高度な描画性能を求めるならATI Mobility Radeon HD3470、バッテリー駆動時間を重視するならインテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター4500MHDの2種類が選択できる。なお、主なインターフェイスについては以下の写真を見て欲しい。
※仕様の選択により質量は変動します。
テストした「type S」のパフォーマンスの情報を見ると、インテルCore 2 Duo T9600を選択しているだけあって、プロセッサーのスコアは「5.6」と高いパフォーマンスを示している。バッテリー駆動時間重視で、より実用的な用途には、グラフィックアクセラレーターにインテル グラフィックス・メディア・アクセラレーター4500MHDが向いている。
「type S」のパフォーマンスの情報。インテルCore 2 Duo T9600を選択しているだけあって、プロセッサーのスコアは「5.6」と高いパフォーマンスを示している |
使いたい機能は「Switch」のボタンプッシュですぐに起動
本体をパッと開けてまず目に飛び込むのはディスプレイの下にある7つのボタン。これがVAIO「type S」の画期的な新機能「Switch」のボタンだ。中央にあるボタン5つが画面のアイコンに対応していて、よく使うソフトウェアや機能、Webサイトへのショートカットなど、好きな機能を割り当てられる。仕事用、外出用、プライベート用など、用途に合わせた3つのモードにそれぞれ5つの機能が割り当て可能なので、合計15の機能がボタンに割り当てられることになる。それぞれのモードは左端にある「MODE」ボタンを押せば切り替えられる。右側にある「SETTING」ボタンを押すと、設定画面が表示される。
3つのモードを切り替えて使える新機能「Switch」。よく使う機能を5つのボタンにショートカットとして登録できる。ディスプレイに表示されている5つのアイコンがボタンに対応している。[MODE]ボタンを押すと、壁紙と5つのショーカットが瞬時に切り替わる。モードは「家モード」「外出先モード」「会社モード」の3種類。名前は自由に変更できる |
機能の登録は、プログラムのショートカットやURLのアドレスを「Switch」のアイコンに直接にドラッグ&ドロップするだけでよい。外出先で「ホットスポット」をよく使うなら「外出モード」に切り替えて、アイコンの1つに「ホットスポット」の自動ログインを登録しておけばよい(画面参照)。
また、次ページで紹介する“α300”などで撮った写真を自宅で整理する際には、「家モード」に切り替えて、使用するソフトウェアをボタン一発で起動できるようにするといいだろう。たとえば、写真共有サイト「Flickr」に写真をアップロードする際には、アップローダー「FlickrUploadr 3.0」を使うと便利だが、この場合はデスクトップのショートカットを「Switch」のアイコンへドラッグ&ドロップすればよい。