パソコンにも「カラーバリエーション」という言葉が用いられるようになり、個性の時代がやってきたがそれらは塗装の違いだけ。個性という意味で頂点に立つのはやはりレザーではないだろうか。シューズ、ウォレット、バッグ、カードホルダーなど、皮革製品は古くからビジネスでのステータスであり、それは現在でも変わらない。ASUSは本革という素材をパソコンの世界に取り入れたパイオニアだ。最新の革張りモバイルノートパソコンASUS「U2E」をここで紹介しよう。
モバイルで魅せるレザー
まずはこのU2Eのデザインを写真で見ていただきたい。U2Eはシックなブラウンカラーにまとめられたノートパソコンだ。レザーが張られているのはノートパソコンを使用している際の「顔」となる液晶天板、そしてノートパソコンの利用者がいちばん「触れる」機会の多いパームレスト。魅せる、使うの両面において最も効果的な場所にレザーを用いているのがU2Eだ。レザーは柔らかい。ここがプラスチック素材やメタル素材のノートパソコンと明らかに異なるところだ。そして暖かみがある。一般的なノートパソコンでは使用中にパームレストが熱を帯びる。その点は変わりが無いのだが、U2Eではその伝導をレザーが和らげている印象がある。
レザーは使い込めば使い込むほどに味わいが出るもの。U2Eのもうひとつの楽しみがここにある。U2Eは、購入したその瞬間から新たな進化が始まる。それは購入者オリジナルのものであり、世界に二つと無いものになるだろう。レザーは使ってこそのもの、触れてこそのものである。U2Eはモバイルノートだ。皮サイフ、皮カバンのように、持ち歩くことを前提とした皮革製品だ。サイズは277(W)×194(D)×24.9~29(H)mm。重量は約1.42kg。革カバンにも無理なく入るノートパソコンだ。キャリングケースも付属するが、あえて裸で持つのも良い。
また隅々まで見るとレザーとその他のフレーム素材がまったく違和感なしに一体化していることに気付く。フレームやタッチパッド部分はヘアライン加工が施されており、色味もややブラウンがかっている。バッテリーや本体底面はブラックだ。とくに側面から見るとレザー、メタル、ブラックと3層になるのだが、これらがまったく嫌味無く一体感を出しているのは素晴らしい。もう一箇所、よく見るとキーボードはブラック単色ではなく、ラメが入っていることに気付く。このラメが見る角度によって複雑な色味を出す。おそらく単色ブラックではキーボードだけが浮いてしまっていたことだろう。U2Eはわずかな色味の違いにもこだわりを感じられる製品である。
長く使うためのスペック
U2Eの液晶ディスプレイは11.1型ワイドサイズ。解像度は1366×768ドットだ。そしてバックライトに特徴がある。U2Eが採用しているのはLEDバックライト。ディスプレイをより薄く、本体をスマートにさせることが可能となっている。まず写真をご覧いただきたい。U2Eはペイントと比べ厚みが出てしまうレザーを採用しているのだが、この薄さを実現している。また、LEDバックライトは薄さと同時に通常のバックライトと比較して長寿命な点でも優れている。
ではPCとしてのスペックを確認してみよう。まずCPUはインテルCore 2 Duoプロセッサー 超低電圧版 U7600(1.2GHz)を搭載する。消費電力を抑えたこのプロセッサーは、U2Eを約6.47時間バッテリー駆動させることが可能だ。そしてメモリ。標準で2GBを搭載し、さらに空きスロットが1つあり、最大4GBまで拡張可能だ。これは一般的なノートパソコンと同等のスペック。ハードディスクも容量は120GBとこちらも十分な容量。そしてDVD±R 2層書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載する。
U2EはこのサイズにしてDVD±R 2層書き込み対応のDVDスーパーマルチドライブを搭載。右側面にはこのほかUSB2.0ポート、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応LAN、56Kモデムポートを備える |
私物のパソコンを業務に持ち込む際には厳重なセキュリティ機能も求められる。U2Eには、指紋認証センサー、セキュリティチップ、そして顔認証ログオンという3つのセキュリティ機能が搭載されている。まずは指紋認証センサー。パームレストの右に搭載された指紋認証センサーによってWindowsログオンなどを管理。複雑なパスワードを簡単に利用することができ、セキュリティが向上する。そしてセキュリティチップはハードディスクに書き込むデータを暗号化することができる。最後の顔認証ログオンは、本体液晶フレームに搭載されたWebカメラが所有者の顔を認識し、Windowsのログオン認証に用いるものだ。登録にはASUS独自のソフトウェア「ASUS SmartLogonマネージャ」を用いる。一般的なノートなら指紋認証程度、ビジネス向けノートはこれにセキュリティチップが搭載されるが、U2Eはさらに顔認証を加えた3段の守りでビジネスに求められるセキュリティに対応するのだ。
革張りモバイルノートはオフでも魅せる
ビジネスを離れたオフでもレザーはアイテムのひとつとしてその魅力を放っている。とくにU2Eはモバイルノートパソコンであるため場所を選ぶことが無い。ちょっとしたスペースを見つけ、そこでパソコンを開く。インターネット、メール、写真や映像を楽しんだり、DVDを観たり。最近ではそんな姿も街ではありふれているが、そのパソコンがレザーであることが存在感を増している。
カフェやバー、大人のオフにもレザーが映えるとともに、わずかなスペースでも開くことができる。軽く、コンパクトなU2Eは様々なシーンで活用できる | レザーはカジュアルな着こなしにもマッチする。2スピンドルのU2EだからDVDを観るのも良いし、リラックスしながら仕事をすることもできる |
オフで活用したい機能のひとつがWebカメラだ。U2Eではディスプレイフレームの上部にさりげなく搭載されている。今ではビデオチャットも多くの方に受け入れられてきている。その特徴は時間を気にせず話せることと、相手の表情を見ながら話せること。出張や単身赴任の方はすでに活用していることだろう。オリジナルのソフト「ASUS Life Frame 3」はWebカメラからの映像に、ネガやセピア、油絵や万華鏡といったフィルターを加えたり、クリスマスやハロウィンなどのフレームを加えることができる。なかでも特別な日、特別な人とのビデオチャットで活用したい。
オンとオフとを使い分けるステータスツール
U2Eはそのスペック、そしてレザーによってステータスとしてのラグジュアリー感を持った製品である。これをカラーバリエーションノートと同列に比較することはできない。明らかに従来までのパソコンとは一線を画すものであり、ツールと呼ぶにふさわしい。
ビジネスで使える性能、オフでも楽しめる機能、そしてツールとしての魅力。パッケージから製品各部に至るまで、全てがこだわりのデザイン、素材で作られている。価格は通常のノートと並ぶべきものではないが、ステータスを身につけている方、これから上を目指す方にはこの価値が納得できるものと思う。ASUSのパソコンを取り扱う全国の店舗で、レザーの質感に触れ、スペックを確かめてみて欲しい。
スペック
CPU | インテルCore 2 Duo プロセッサー 超低電圧版 U7600(1.2GHz) |
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チップセット | インテルGM965 Express+ICH8-M |
メモリ | DDR2-667(オンボード2GB、空きスロット×1、最大4GB) |
液晶ディスプレイ | 11.1型ワイド(1366×768ドット) |
グラフィック機能 | インテル グラフィックス・メディア・アクセラレーターX3100 |
ハードディスク | 120GB(PATA/4200rpm) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層記録対応) |
サウンド機能 | HDオーディオ機能搭載(ステレオスピーカー内蔵) |
無線ネットワーク | IEEE802.11a/b/g(Wi-Fi適合)、IEEE802.11n(Draft 2.0) |
有線ネットワーク | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T |
その他 | 56K対応モデム、Bluetooth 2.0+EDR |
カードスロット | ExpressCard/34×1、SD/MS/xD対応メモリカードリーダー |
インタフェース | USB2.0×3、D-Sub15ピン出力、マイクロDVI出力、30万画素Webカメラ、指紋認証センサー、セキュリティチップ |
OS | Windows Vista Home Premium 日本語版 |
ソフトウェア | Office Personal 2007 |
サイズ | 277(W)×194(D)×24.9~29(H)mm |
質量 | 約1.42kg |
バッテリー駆動時間 | 約6.47時間 |
付属品 | ACアダプター、標準バッテリー、Bluetoothワイヤレスマウス、マウス用ポーチ、専用キャリングケース、取扱説明書等 |
(マイコミジャーナル広告企画)
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