オススメ製品レビュー!省スペース化はそのままに、さらに基本性能を向上させた小型デスクトップPC Endeavor ST110

ノートPCの技術やパーツを使い、本棚に収まる驚きの小型サイズを実現した「Endeavor ST100」から、基本性能を一新した「Endeavor ST110」。小ささ、軽さ、省電力はそのままに基本性能の進化が見られる本機は、オフィスでもリビングでも便利な一台として活躍するはずだ。

　ブラッシュアップされた基本機能

　ACアダプタを改良、より省スペースに

　ノートPC並みの消電力と環境対応

人気の小型PCがブラッシュアップして登場

ブックシェルフサイズで人気を博した「Endeavor ST100」に、機能を向上させた後継機種「Endeavor ST110」が登場した。基本性能での部分で大きな変更点は、チップセットが従来の「ATI Radeon Xpress 200M」から「モバイル Intel GM965 Express」になり、内蔵グラフィックスのパフォーマンスが向上した点だ。またDVI-D端子によるデジタルとVGAのアナログによる2系統マルチディスプレイ出力が可能になった。メモリは最大3GBのデュアルチャネルに対応し（同容量2枚1組で使用の場合。3GB搭載時は1GB+1GB分がデュアルチャネルで動作）、安定したIntel製1000Base-T(Intel 82566MM Gigabit Network Connection)やセキュリティーチップ(TPM 1.2、Bit Lockerサポート)も標準搭載。さらにIntelの提唱するビジネスPC向けプラットフォーム「vPro」に対応もできるようになったのでセキュリティの向上も期待できる。よりビジネスシーンへの導入がしやすくなったといえるだろう。

より使いやすく進化したケース設計

従来より本機の最大の魅力であったコンパクトな筐体はさらに進化している。定評のあるコンパクトなケースはそのままに、従来は大きくなりがちだったACアダプタに高効率タイプを採用し小型化。容積比にして約37％の縮小に成功している。もちろん、従来より販売されている省スペース性をさらに高める液晶ディスプレイ一体型も、引き続き販売されているので、設置スペースを重要視する人は検討してみてほしい。

ノートPCに匹敵する低消費電力と環境への取り組み

ビジネスPC向けプラットフォーム「vPro」に対応した、ということで期待できるのが、消費電力の少なさだ。左右をふさいでも使えるという点から、その発熱の低さは期待できるところ。もちろん、使い勝手のいいフロントポートやノート並の静音設計はいままでどおりだ。またEndeavor ST110は環境を考慮して製造の段階から省エネルギーが考慮されている。オフィス機器のエネルギー消費電力を削減するための制度である国際エネルギースタープログラム4.0(2007年7月制定基準)に対応しており、ライフサイクル全体での温暖化負荷はEndeavor ST100に比べCO2換算約29%、消費電力やDC-DCコンバータの変更などの実仕様面でCO2換算約18%の削減が行われている。

性能を向上させながらも省スペース性をさらに推し進めたEndeavor ST110は、今回もまた人気モデルとして高い評価を受けそうだ。

標準スペック

型番	Endeavor ST110
グラフィック	モバイル Intel GM965 + ICH8M-Enhancedチップセット内蔵
LAN	1000Base-T/100Base-TX/10Base-T対応ネットワーク機能(Intel製82566MMコントローラ)
インターフェース	USB2.0×6(前面×2、背面×4)、VGA：ミニD-SUB 15ピン×1、デジタル：DVI-D 24ピン×1、ヘッドフォン出力×1、ライン入力×1、マイク入力×1、ライン出力×1
サイズ	W75mm×D185mm×H195mm
重量	約2.2Kg (最小構成時)

カスタマイズスペック（構成例）

OS	Microsoft Windows Vista Business
CPU	Intel Core 2 Duo T7250
メモリ	1.0GB(512MB×2)
HDD	80GB(SATA 5400rpm)
光学ドライブ	DVD-ROMドライブ
ディスプレイ	LD1955FS ST110専用一体型キット付
価格	142,800円(税込)

上記の標準構成以外にも、CPUやメモリを変更することができるので、自分好みのスペックにカスタマイズしてみよう!

※価格については、2007/11/30現在のものです。最新の価格についてはエプソンダイレクトのサイトにてご確認ください。

（マイコミジャーナル広告企画）

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