type Rシリーズといえば、VAIOブランドのハイエンドデスクトップだ。昨年から展開されている「type R master」では、斬新なツインユニット・コンセプトを採用し、話題になっている。その「type R master」が、クアッドコアなどの最新アーキテクチャを搭載して帰ってきた。
製品名 |
クアッドコアCPU、P35 Expressチップセットなどの最新アーキテクチャ
写真はRAW編集、動画はフルHD編集可能
VAIOオーナーメードモデルではクリエイトソフトがお得に入手できる
最新アーキテクチャを搭載して帰ってきたVAIOフラグシップ
CPUやPCI Express/PCIスロットなどを搭載した「メインユニット」と、HDDや光学ドライブなどを搭載した「アクセスユニット」の2つにPCの機能を分けるという画期的なコンセプトを持った「type R master」。常に最新のパーツで構成される本シリーズに、モデルチェンジでP35 Expressチップセットという最新アーキテクチャが採用され、クアッドコアCPUの搭載が可能となった。もともと動画や写真、音楽の編集というクリエイティブな分野で使用するユーザの多かった本シリーズにとって、クアッドコアは強力な武器となる。複数のコアによる並列処理のレスポンスをあげるだけでなく、動画エンコードやデジカメ写真の現像などをハイスピードに処理することが可能になるからだ。またグラフィックにはNVIDIA PureVideo HD対応のGeForce 8600シリーズを搭載でき、CPUに負荷をかけることなくハイビジョン映像を再生できる。これらの画像・映像処理能力を活かすために、WUXGA(1920×1200)の高解像度24型ワイド液晶ディスプレイ「VGP-D24WD1」も選択可能だ。
VGC-RM93CUSは、NVIDIA GoForce 8600 GTS GPUを搭載可能。本来ヘヴィな画像・映像処理も楽々こなす |
CPUやPCI expressスロットなどが搭載されたメインユニット。クリエイティブ業務向けのマシンは、得てして大がかりになりがちだが、ユニットを二つに分けることで省スペース化が可能だ |
デジカメのRAWデータやフルHDの動画を快適に編集
近年、一眼レフデジタルカメラの低価格化が進み、高品質なRAWデータを扱う機会も増えてきた。本モデルでは、ソニーのαシリーズなどで利用されるRAWファイルをそのまま読み込み、「Adobe Photoshop Lightroom」で快適に編集できる。また、ハイビジョン映像もソニー独自の動画/静止画取り込み用ツール「VAIO Content Importer」を利用してそのまま取り込むことができ、すぐに「Adobe Premiere Pro CS3」で編集可能。VAIO独自のPremiere用プラグイン「VAIO Edit Components」も用意されている。もちろん、地上デジタルやアナログ放送TVチューナーも搭載できるので、録画中心の使用にも最適だ。編集の終わったデータは高品質のままブルーレイディスクに書き込みが行える。さらに、今回はアクセスユニットにeSATA端子を装備。外付けの光学ドライブやHDDでも、内蔵ドライブに匹敵するパフォーマンスで使用できる。
オーナーメードモデルではインストールソフトが選べる
また、VGC-RM93シリーズではクリエイターにとって非常にお買い得なプランも用意されている。計算するとVGC-RM93CUSでは、通常261,000円で販売されている「Adobe Creative Suite3 Production Premium」が、約10万円相当となっている。プロフェッショナル向けのAdobe製品は高額になることが多いため、必要なソフトを買い足したとしても、これは大変注目したい点だろう。このほか、編集に便利なジョグコントローラーや、Open GL対応のNVIDIA Quadro FX 1500なども選択できる。本モデルは、価格だけ見ると高価に見えるかもしれない。しかし、最新の処理能力と独自の先進的なハード設計、充実したソフトウェアを総合的に考えると決して高くはなく、むしろお買い得とさえ言えるかもしれない。最新のクリエイティブ環境を得たいなら、即戦力として活躍すること間違いなしのVAIO最高峰モデルを検討してみてはいかがだろうか。
標準スペック
型番 | VGC-RM93CUS |
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サウンド | Sound Reality |
LAN | 1000BASE-T |
拡張スロット(空) | PCI Express x16×1(0)、PCI Express x4×1(1)、PCI×2(2)、PCI×2(1)、PCI×2(0) |
サイズ | メインユニット 約 W430mm×H140mm×D441mm アクセスユニット 約 W430mm×H64mm×D291mm |
重量 | メインユニット 約15kg~ アクセスユニット 約6kg~ |
カスタマイズスペック(構成例)
OS | Microsoft Windows Vista Ultimate |
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CPU | Intel Core 2 Extreme QX6850 |
メモリ | 3GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce 8600 GTS GPU |
HDD | 約4.5TB(RAID 0) |
アクセスユニット (1st.ドライブ / 2nd.ドライブ / ユニット間接続ケーブル) |
ブルーレイディスク / DVDスーパーマルチ / 1.8m |
TV機能 | 地上・BS・110度CSデジタル / 地上アナログ(ダブル録画) |
USBジョグコントローラー | 付属 |
ディスプレイ(1台目 / 2台目) | 19型[SXGA]SDM-G96D / なし |
3年間保証サービス | ベーシック |
価格 | 961,800円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
※価格については07/10/11現在の金額を表示しています。最新の価格についてはソニースタイルのサイトでご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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