速攻レビュー! 驚異の省スペース、省電力、静音を実現したブックシェルフサイズPC Endeavor ST100

本棚にすっきり収まるサイズの驚きの省スペースPCがEndeavor ST100。ACアダプタで駆動し、消費電力や発熱、騒音も少ない本機は、机の上の重要なスペースを減らさないPCとして、また、リビングの片隅に置いておくPCとして、非常に便利な一台だ。

　本棚におけるほどの省スペースボディ

　ACアダプタで動作する省電力設計

　豊富なBTOによりカスタマイズも自在

辞書サイズの驚きの省スペースを実現

机の上のスペースは、作業を円滑に行うのに重要な要素を持っている。PCしか使わないのであれば別だが、通常、書き物をしたり、資料を置いておいたりと様々な用途に利用されるだろう。エプソンダイレクトから発売されているEndeavor ST100は、PCを置くことが不可能なデッドスペースを有効活用できる、省スペースPCだ。そのサイズはなんとW75mm×D185mm×H195mm。辞書並の大きさで本棚にもきれいに収まる。これであればPCの存在を気にすることなく作業を進められるだろう。また、専用の液晶ディスプレイなら、ディスプレイの背面に本機を収納できるアダプタが搭載されている。ディスプレイの裏というデッドスペースにPCを設置することで、さらにスペースを稼ぐことができるのだ。

利用しやすい低消費電力、低発熱、低騒音

さらに、日常的に利用しやすいよう、消費電力もしっかりカット。パーツはノートPC用を中心に採用されているため、通常のデスクトップに比べて非常に少ない。通常時（OS起動後5分）の状態の消費電力は25.4WとなりAT960の77Wと比較すると約77%電力が抑えられている。そしてノートPCと同様にACアダプタによって給電されるので、動作音も静かだ。もちろん、そのぶん発熱も抑えられており、熱暴走の心配をしなくて良い分、気軽にどこにでも設置できる。これは、最初に挙げた省スペースという利点をさらに活かすことのできるポイントと言えるだろう。
また、低発熱ということは冷却ファンが少なくて済むということにも繋がる。本機に搭載されているファンはたったの1つ。それだけ静音性は高く、動作音はたったの22dB程度しかしない。これは図書館の環境音より静かなレベルで、通常の職場やリビングでは、無音も同様だろう。

省スペースながらもBTOは豊富

ここまであげた省スペース、省電力、静音性こそが本機の最大の魅力だが、では実際の性能はどうなのだろう？　そこはエプソンダイレクトの真骨頂とも言うべき点で、このサイズながらも、実に豊富なBTOが用意されている。バリューレベルのパーツから、ノートPCのトップクラスのCPUや大容量HDDなどが選択できる。また、OSもVistaが4種類、XPもHome EditionとProfessionalの2種類から選択可能だ。もちろん、あとからパーツや周辺機器の増設も簡単に行えるよう、本体ケースはツールなしで簡単に開け、メンテナンスが行える。本機は、省スペースという利点を持ちながらも、BTO次第でメインPCにもサブPCにも活用できる面白さを秘めたPCといえる。この本棚に入るサイズの本機をどう活用するかは、まさにあなた次第だ。

標準スペック

型番	Endeavor ST100
グラフィック	ATI Radeon Xpress 200M チップセット内蔵
LAN	100Base-TX/10Base-T対応ネットワーク機能(Realtek製RTL8101Lコントローラ)
インターフェース	USB2.0×6(前面×2、背面×4)、VGA：ミニD-SUB 15ピン×1、ヘッドフォン出力×1、マイク入力×1、ライン入力×1、フロントスピーカ/ライン出力×1、センタースピーカ/サブウーファ出力×1、リアスピーカ出力×1、サイドスピーカ出力×1
サイズ	W75mm×D185mm×H195mm
重量	約2.3Kg (最小構成時)

カスタマイズスペック（構成例）

OS	Microsoft Windows Vista Business
CPU	Intel Celeron M 430
メモリ	1.0GB(512MB×2)
HDD	40GB
光学ドライブ	コンボドライブ
ディスプレイ	LD1955FS ST100専用一体型キット付
価格	112,350円(税込、キャンペーン適用価格 2007/10/22 17:00まで)

上記の標準構成以外にも、CPUやメモリを変更することができるので、自分好みのスペックにカスタマイズしてみよう!

※価格については、2007/10/9現在のものです。最新の価格についてはエプソンダイレクトのサイトにてご確認ください。

（マイコミジャーナル広告企画）

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