ポケットPCの代名詞ともいえる、HP iPAQ Pocket PCシリーズ。同シリーズに初めてGPSアンテナと日本全国版地図、ナビゲーションソフトを内蔵し、携帯ナビとしても使えるのが、iPAQ rx5965 Travel Companionだ。
製品名 |
GPS、ナビゲーションソフトを内蔵
カーナビとしても利用可能な車載キット付属
無線LAN、Bluetooth、SDIOスロットを内蔵
GPS、ナビソフトを内蔵し、携帯ナビとして利用可能
iPAQ rx5965 Travel Companionを一言で説明するなら、最近流行りの携帯ナビとPDAのいいとこどりをした製品だ。OSにはWindows Mobile 5.0 software for Pocket PC 日本語版を搭載し、本体内に2GBのフラッシュROMを内蔵している。日本全国版の地図データが内蔵されているので、利用するたびに通信を行ったりPCと同期しなくても速やかに地図を表示できる。GPSには「SiRFstar III」を、ナビゲーションソフトには「b-walker」を採用している。内蔵GPSアンテナは十分な感度を持っているが、環境の悪い場所や本体が屋根に隠れている場所でも利用できるように、外部アンテナ接続用コネクタも装備されている。
カーナビ、マルチメディア端末として自動車でも活躍
iPAQ rx5965 Travel Companionは、出発地点と目的地点を設定すると最適なルートを定めて案内してくれる。移動モードには徒歩、自転車、自動車の各モードが選択でき、シチュエーションを問わず活躍しそうだ。車載用のクレードルやシガライター電源ケーブルを含む車載用キットが標準で付属しているので、追加装備を購入しなくても自動車で使えるのが嬉しい。本体は簡単に着脱できるので、自動車から降りる際にも手軽に携行できる。もちろん、画面を注視することなく利用できるよう、音声による案内機能もある。
また、ポケットPC本来の機能としてWindows Media Player 10 Mobileを搭載し、WMAやMP3音源の再生も可能なので、車内ではナビゲーション兼マルチメディアプレイヤーとして活躍しそうだ。
ポケットPCとしても高い基本性能を持つ
PDAとしての基本性能にもぬかりはない。無線LAN(IEEE802.11b/g)とBluetoothを内蔵し、ストレージとして2GBのフラッシュROMを内蔵。地図情報などが保存された状態でも1GB以上のユーザエリアが確保されている。SDIO対応のSDカードスロットも装備されているので、WILLCOMのSDカードタイプPHSを装着すれば無線LANのない場所でもネットワークを利用できる。
また、Travel Companionを名乗るこの機種には、通常のPDAラインナップにはないアプリも搭載されている。WorldMateと呼ばれるもので、世界時計や通貨、単位換算を行うものだ。世界地図を昼夜に塗り分ける「現在の昼夜地図」などのユニークな機能もあり、海外旅行先でも便利に使えそうな1台だ。
標準スペック
型番 | iPAQ rx5965 Travel Companion |
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OS | Windows Mobile 5.0 software for Pocket PC 日本語版 with Messaging and Security Feature Pack |
CPU | Samsung SC32442 400MHzプロセッサ |
メモリ | 2GB Flash ROM(73MB使用可能+iPAQ File Store領域として約1.2GB使用可能)/RAM 64MB SDRAM(42MB使用可能) |
液晶ディスプレイ | 3.5インチ透過型カラーTFT液晶(タッチスクリーン、可変バックライト付き、縦横表示切替可能)320×240 |
インターフェイス | mini USB、SDIO/MMCカードスロット |
GPS | SiRFStarIII GSC3F、GPSアンテナ内蔵 |
無線機能 | IEEE 802.11b/g、Bluetooth v2.0+EDR |
バッテリー | 最大約12時間(非通信状態)、約5.5時間(GPS使用時) |
サイズ | W120.5mm×H76mm×D16.5mm |
重量 | 約170g(標準バッテリ装着時) |
価格 | 59,850円 |
※価格については、2007/09/13現在のものです。最新の価格については日本HPのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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