速攻レビュー! HDMI出力も可能なハイスペックモバイルノート m-Book PR200X

CPUにCore 2 Duo T7500、120GBのHDDにHDMI出力ポートと、驚異のハイスペックを実現したノートPCが登場した。それがm-Book PR200Xだ。モバイルとしてはもちろん、マルチメディア用途にも十分活用できる、心強いモデルに仕上がっている。

製品名
m-Book PR200X
タイプ

CPU
インテル Core 2 Duo T7500
画面サイズ
12.1インチWXGAワイド光沢液晶、1280×800ドット
バッテリー
約2.5時間
重量
約1.91kg
価格
169,890円

CPUに最新のCore 2 Duo T7500を採用

 ソフトの高速起動を実現する「インテルターボ・メモリー」を搭載

 HDMI出力ポートから外部に簡単にデジタル出力

Windows Vista、アプリケーションの起動を高速化

本体の性能アップにともない、OSやアプリケーションは肥大化の一途をたどっている。たとえ最新CPUや大容量メモリを搭載していたとしても、起動にはある程度の時間がかかってしまう。それを打開するのがインテルの最新技術「インテルターボ・メモリー」だ。フラッシュメモリを新たに本体に実装し、ユーザーのアプリケーション利用履歴を学習。使用機会の多いアプリケーションをフラッシュメモリに格納することで、起動処理を最大で2倍高速化できる。これはWindows Vista起動においても適用され、こちらでは最大20%の高速化を期待できるという。使いこなすほど、起動の待ち時間を大きく縮められることだろう。

HDMI出力ポートから液晶テレビにも直結

本モデルの面白いポイントは、急速に普及が進んでいるHDMI出力ポートを装備している点だ。この端子を利用すれば、PCの画像を、デジタルでそのまま液晶テレビやプラズマテレビなどに出力可能。PCに保存した動画や画像コンテンツも、簡単に大画面で再生できる。もちろん、プレゼンテーションにも非常に便利だろう。また、内蔵の130万画素カメラはさまざまなことに利用できる。ビデオチャットやテレビ電話はもちろん、メモ書きした内容を相手にメールで送ったり、サンプルとなる実物を撮影してイメージを伝えたりといった使い方もできる。プライベートな画像を記録した場合の配慮も万全。本体は指紋認証やTPMセキュリティチップを標準搭載しており、マシンの無断使用はもちろん、ファイルの閲覧や転送が認証なしには行えないようにできる。持ち運ぶ機会の多いノートPCだけに、ハードウェア的な対策が取られているのは心強い限りだ。

標準スペック

型番	m-Book PR200X
CPU	インテル Core 2 Duo T7500
メモリ	2048MB(1024MBx2) PC2-5300(空きx0/最大2GB)
HDD	120GB
グラフィック	インテルグラフィックス・メディア・アクセラレータ X3100
ドライブ	DVD±R 2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ
OS	Windows Vista Ultimate
LAN	ギガビット(10/100/1000)LAN/インテル Wireless WiFi Link 4965AGN
インタフェース	USBx3/Expressカードスロット34/54x1/HDMI出力ポートx1/メモリカードスロット(対応メディア:マルチメディアカード、SDメモリカード、メモリースティック、メモリースティックPro)
サイズ	W303mm×D231.5mm×H29.5
重量	約1.91kg
付属ソフト	BTOで選択可
ディスプレイ	12.1インチWXGAワイド光沢液晶ディスプレイ(1280x800ドット)
バッテリー	約2.5時間
価格	169,890円
その他	インテルターボ・メモリー 1GB、1.3MB ピクセルWEBカメラセキュリティチップ(TPM)TCG準拠v1.2搭載、指紋認証