速攻レビュー!　静音性と高性能を見事に両立したRadiant GX1000P35

深夜でも家族の目を気にせず使える静音性と動画のエンコードや3Dゲームを快適に処理できる性能の両立……これはパソコンにおける永遠のテーマといえるが、その2つを見事に両立しているのがサイコムの新デスクトップ「Radiant GX1000P35」だ。なお今回は本文末に記載したマシン構成にてレビューしている。

　インテルの最新CPUを搭載

　高い静音性を誇るPCケースの採用

　ほぼ全パーツを変更できる自由度の高さ

FSB1333MHzのインテル最新Core 2 Duoを搭載

最大の注目点は7月22日から発売されたばかりの「Core 2 Duo E6750」をいち早く搭載していることだろう。実クロックは2.66GHzと従来からのCore 2 Duo E6700と同じだが、データを送受信するための道路幅といえるFSBが1066MHzから1333MHzに向上され、性能が底上げされている。さらにマザーボードはインテル最新のチップセット「P35」を採用するギガバイトの「GA-P35-DS3」と、安心感の高い組み合わせ。CPUクーラーはCPU付属のいわゆる“リテールクーラー”ではなく、静音性の高いクーラーマスターの「Hyper L3」を採用しているのもうれしいポイントだ。

徹底した静音処理が魅力のPCケース「SOLO」

PCケースに静音性の非常に高いAntecの「SOLO」が採用されているのも大きな魅力だ。まず、ボディは振動や共振の発生を防ぐ1.0mmの硬質スチール構造を採用。パーツを取りつけていない状態で約9.2kgとかなり重いが、重さはイコール防振につながるメリットがある。さらに、両側面にはスチールとポリカボーネートを張り合わせた二層の遮音パネルを取りつけ、底面には振動を抑制する大型のシリコン足を採用する徹底ぶり。HDDを固定するネジ穴にもノイズ吸収用のゴムが配置されているほど。その一方でケース内の音を漏らさず前面から空気を取り込める吸気スリットを用意、背面には12cm角の静音ファンを備えるなど、内部の冷却もしっかりと考慮されている。

自作パソコン並みのパーツ組み合わせを実現

サイコムならではの特徴として、注文画面である「カスタマイズAREA」でCPUやメモリをはじめ、光学ドライブ、グラフィックボード、サウンドボード、PCケースや電源にいたるまで、とにかくほとんどのパーツを自由に変更できる点がある。その種類は豊富で、例えばグラフィックボードではNVIDIA、ATIともに最高峰クラスから静音性の高いファンレスタイプまで10種類以上あり、予算や目的に合わせて柔軟に構成を変えられるのが大きな魅力だ。しかも、しっかりと動作検証を行ってからの出荷となるため、自作パソコンよりもずっと安心感は高い。最新スペックと静かに使えるパソコンを求めているなら、ぜひイチオシしたいモデルだ。

構成スペックの一例

CPU	Intel Core2Duo E6750 [2.66GHz/L2 4MB/DualCore/FSB1333]
CPU-FUN	CoolerMaster Hyper L3
MOTHER	GIGABYTE GA-P35-DS3[Intel P35chipset + ICH9]
MEMORY	2048MB DDR2-SDRAM PC6400[1024MB*2枚]【メジャーチップ・6層基盤】
FDD	【黒】FDD+13in1+5 カードリーダー[Owltech FA404MX]
HDD	Seagate ST3320620AS [320GB 7200rpm 16MB S-ATA2 流体軸受]
OptDrive	【黒/S-ATA接続】DVD-RAM/±R/RW;Pioneer DVR-212BK/MP+ソフト
VGA	【PCI-E】GeForce8600GTS 256MB [Dual DVI-I端子付]
SOUND	サウンド　オンボード
LAN	GigabitLAN [1000BASE T]オンボード
CASE	【黒】Antec SOLO[電源なし]
POWER	Scythe KMRK-500A(Ⅲ)[500W]
OS	Microsoft(R) Windows Vista Home Premium (32bit) DSP版
参考価格	172,700円（※その他のオプション状況により変動します）

もちろん、上記の一例に限らず、各パーツを好みに応じてカスタマイズできるので、購入するときには自分好みのマシンにアレンジしよう。

（マイコミジャーナル広告企画）

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