ライフスタイル誌「オーシャンズ」編集長のiPhoneは?

さまざまな業界で活躍する時代の先駆者。彼らの携帯に着目してみると、iPhoneユーザーが多いことに驚かされる。本連載では各界で輝く「気になるあの人」を訪ね、彼らの個性あふれるiPhone生活に迫っている。今回話を伺ったのは、ライフスタイル誌『オーシャンズ』編集長の太田祐二氏。男として父としての「男クサイル」を追求する太田編集長が説く、これからのiPhoneスタイルとは?

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――太田編集長がiPhoneを購入したのはいつ? なぜ興味をもったのか?

購入したのは今年の6月です。3GSが出たのって6月下旬ですよね? その頃、ちょうど誕生日だったので自分へのプレゼントで買ったんです(笑)。昔からずっとMacユーザーなので、互換性の良さからもアップル製品が基本好きですね。そもそもMacに興味を持ったのは、学生時代に放送作家のアシスタントをしていた時。師匠がMacを使っていてそのセンスや楽しさにハマったのがきっかけです。

――普段iPhoneをどのように使っていますか?

仕事で頻繁に利用するのはメール機能。ケータイメールは苦手ですが、iPhoneは感覚的に使いやすいし、添付書類も確認できるから助かります。プライベートでは面白いアプリを探したりしておもちゃみたいに楽しんでいます。

――iPhoneのホーム画面にはどんなアプリを置いている?

ホーム画面のアプリを見られるのって、自分の本棚を覗かれるみたいでちょっと恥ずかしいのですが……気に入っているのは「Now Playing」っていう映画情報検索アプリ。その日の映画ランキング、作品の基本情報、そして上映している場所や時間まで検索できるんです。そしてこれ「nuTsie Top 100s by Year」は、年代別のヒットチャートがデータベースになっていてそれを聴く事ができるサービス。聴く音楽に困った時に重宝します。あとこの「Bump」はみんな使っていますよね。拳をぶつけて情報を交換する、あの挨拶みたいな動作がいい。

Now Playing」は、GPS機能を利用して、付近の映画館・上映タイトルを検索できる無料アプリ

Top 100s by Year」は、1950年から2007年までのビルボードチャートトップ100に入った曲をストリーミング再生できるアプリ。価格は230円

Bump」は、アプリを起動した状態でiPhoneに衝撃を与えると個人情報を交換できる無料アプリ

――数あるお気に入りアプリの中でも編集長イチオシなのは?

本誌でもレコメンドしている「baby rattle bab bab AirBuggy」というアプリです。既存の「baby rattle bab bab」というアプリが、人気のベビーカーブランド、エアバギーとコラボしたのがこれ。こうやってiPhoneを振るとそれに合わせて音色が出て……赤ちゃんをあやすことができるんです。撮影現場に子供が登場することもあるので、重宝します。子供だけじゃなくて飲み会で酔っ払った上司のご機嫌とりにも使えるかも(笑)。

「baby rattle bab bab」は、乳児用玩具のガラガラ(rattle)をモチーフにしたアプリ。iPhoneを上下・左右に振ることで、ぐずった赤ちゃんが泣きやむように工夫された音とビジュアルが楽しめる。太田編集長が紹介する「baby rattle bab bab AirBuggy」は、3輪ベビーカーブランド「AirBuggy(エアバギー)」とbaby rattle bab babがコラボレーションしたスペシャルバージョン。オーシャンズ 1月号でも紹介されている

baby rattle bab bab AirBuggy
価格 無料 ファイルサイズ 3.4MB
カテゴリ ライフスタイル 販売 リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ
対応OS iPhone OS 3.1.2以降 対応デバイス iPhoneおよびiPod touch

――やはりガジェットや周辺機器にもこだわっていますか?

今使っているiPhoneカバーはアメリカのOtter BOX社製のもの。タフなルックスが気に入っています。他に持っている人はなかなか見ないし、しかも防水・防塵・耐衝撃と機能面でも気に入っています。サーフィンにも安心して持っていけるしね。アクセサリに変化をつけてiPhoneからお洒落を楽しむのもいいと思います。今後カバン屋とコラボして、何かオーシャンズ的ガジェットを企画しようかとも考えているところなんです。

太田編集長が使う、Otter BOX社製「iPhone 3G / 3GS Defender Case」。本体は、2種類のポリカーボネートシートとシリコンカバーを組み合わせた3層構造。落下などの衝撃からiPhoneをしっかりと保護してくる。ベルトクリップを付けることもできる

――そんな太田編集長が思うiPhoneの今後の行方とは?

携帯電話ってもともとは通話する為の道具だったけれど、今はその概念が無くなり通話やメール以外の新たなコミュニケーション手段がどんどん生まれています。特にiPhoneは、自分のファッションや感性というものを発信するツールにもなってきていると思うんです。一台で世界に繋がるこのアイテムを上手く活用することで、自分のライフスタイルの幅をより広げていくことや豊かにすることも可能になると思います。欲を言えばもうちょっと波情報アプリを増やしてほしいかな(笑)。

太田祐二(おおた・ゆうじ) インターナショナルラグジュアリーメディア OCEANS(オーシャンズ)編集長

1972年生まれ。早稲田大学卒業後、ブリヂストン入社。海外部にてヨーロッパ市場におけるマーケティングを担当。その後、出版業へ転職。2001年、主婦と生活社『LEON』の創刊メンバーとして参画。2006年、インターナショナル・ラグジュアリー・メディア『オーシャンズ』創刊に副編集長として携わり、2008年2月より編集長を務める。
・インターナショナル・ラグジュアリー・メディア:http://www.ilm-tokyo.co.jp/
・webOCEANS:http://www.oceans-ilm.com/oceans.html

(瀬川あずさ@ゴーガ)

◆株式会社ゴーガ (港区南青山/代表取締役 小山文彦)
自分を追求し、社会に貢献する―このスタイルにこだわりながらウェブコンサルティング、データ分析、ソフトウェア開発などを手掛けるウェブマーケティング企業。
・ホームページ:http://www.goga.co.jp/
◆瀬川あずさ
株式会社ゴーガにてプレスを務める傍ら、フードアナリストやライターとしても活動。各メディアにて情報発信を行っている。
・食いしん坊プレスのブログ:http://segawa.goga.co.jp/
・Azusa's Gourmet Diary:http://ameblo.jp/segawa-azusa/
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