仕事にもプライベートにも活用できるスマートフォンは、一方でトラブルを引き起こす要因になることもある。本稿ではマイナビニュース会員300名に聞いた"スマホが原因でおきた悲惨な体験"の中から、特徴的なエピソードを3つ紹介していこう。
1つ目は「彼氏と食事中、席を外した時にプッシュ通知を見られて浮気がバレた」だ。メールアプリを開かなくても、メッセージを確認できる「プッシュ通知」だが、届いたメッセージがやましいものであれば、浮気発見器となってしまう。プッシュ通知はどのアプリに適用するか設定できるため、事前に何がポップアップ表示される可能性があるのか確認した方が良いだろう。浮気だけでなく、エロ系などの迷惑メールがプッシュ通知される可能性もある。
このほか「私は悲惨な体験をしていないけど、LINEのプッシュ通知をみられて会社の女の子との不倫がバレたので、夫は悲惨な体験をしたと思う」という回答があった。
2つ目は「誤タッチで勝手に電話が繋がっており、顧客に悪口を聞かれてしまった」だ。 スマートフォンのタッチ画面は、物理キーのように押した感覚がないため、誤タッチが生じても気づきにくい。スマートフォンの操作に不慣れなうちは、意図しないボタンを押していないか気をつけた方がいいだろう。
誤タッチによるトラブルはほかにも「カバンに入れておいたら、上司に勝手に電話がかかっていた」「大事な電話だったのにほっぺたで通話終了ボタンをタップしてしまった」などがあった。
3つ目は「知られたくないプライベートな買い物や、旅行先をFacebookで共有してしまった」だ。Webページにある「いいね!」ボタンを押すと、ワンクリックでそのページがFacebook上に公開されてしまうため注意が必要。「いいね!」を押したページの共有範囲は、Facebookの設定で変更できるため、気になる人は非公開にしておくことをオススメする。
常に持ち歩いているスマートフォンだが、トラブルの引き金となる危険性を考えないと、"悲惨な体験"をすることになりそうだ。
調査時期:2013年12月04日~2013年12月5日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:300件
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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