カメラで撮影したレシートを自動入力する機能など、スマートフォンならではの便利な機能を備えた家計簿アプリ。スマートフォンユーザーの利用率は、どのくらいなのだろうか。マイナビニュース300名に利用しているアプリや、不満点などを聞いてみた。
スマートフォンアプリを利用して家計簿をつけた経験があるか聞いたところ、「今もつけている」が7.7%、「過去利用していたが、現在はつけていない」が10%だった。全体の約2割が一度は家計簿アプリを利用した経験があり、その半数が途中で挫折したことが分かった。
「今もつけている」と回答した人に対して、利用しているアプリを聞いたところAndroid用アプリ「かけ~ぼ」が最も多かった。同アプリを選んだ理由については「品目ごとに色分けでき、グラフで何に一番使ったかを視覚化できる」などが挙げられた。このほかiOS/Androidアプリ「Zaim」「マネーフォワード」や、Androidアプリ「AndroMoney」を利用しているという回答があった。
「過去利用していたが、現在つけていない」と回答した人に対して、家計簿アプリを使わなくなった理由を聞いたところ、「面倒になって辞めてしまった」という回答がほとんどだった。具体的な理由としては「思うように出費を分類できなかった」「クレジットカード支払いが多く、管理が面倒になった」などが挙げられた。
家計簿アプリを「利用したことがない」と回答した人に対して、利用しない理由を聞いたところ、「面倒だから」「パソコンや紙で管理しているから」という回答がほとんどを占めた。特徴的な回答としては「そもそも家計簿をつける習慣がない」「奥さんがつけているが紙に固執している」などがあった。
今回の調査では、多機能な家計簿アプリが複数リリースされている一方で、「家計簿は面倒だ」と考えている人は多く、また現在家計簿をつけている人に関しては「紙やPCの利用が習慣化」している人が多いことがわかった。
調査時期:2013年12月04日~2013年12月5日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:300件
調査方法:インターネットログイン式アンケート
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