クラウドファンディングサイト「Kickstarter」に、睡眠をコントロールするアイマスク型デバイス「NeuroOn」が登場した。専用アプリをインストールしたスマートフォンと連携することで、睡眠スタイルを1日に複数回眠る「多相性睡眠」に切り替え、睡眠時間を短縮できるという。同サイトでは、5日現在、225ドル以上の支援に対して同製品をひとつ提供するとしている。なお、米国外への発送には25ドルの輸送費がかかる。

「NeuroOn」装着イメージ図

夜に長い睡眠をとる睡眠スタイルが一般的だが、「多相性睡眠」では30分ほどの短い睡眠を朝、昼、晩のように分けてとる。「NeuroOn」は、ユーザーの睡眠スタイルを「多層性睡眠」に切り替えやすいよう、ユーザーの脳波や眼球運動を測定し、目覚めやすいタイミングでアラームを鳴らすことができる。これにより、例えば6時間睡眠をとる人であれば、2時間(30分×4)睡眠ほどに睡眠時間を短縮できるという。

また、「NeuroOn」で測定したデータは専用アプリに記録され、蓄積したデータをもとに自分の睡眠スタイルや睡眠の好みなどを確認できる。アプリはiOS/Android版を用意する。このほか、「NeuroOn」は時差ぼけを防止する機能、昼寝をより快適にする機能などを搭載する。

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