Googleが提供する多彩なアプリは、どれも活用しがいのあるものばかり。しかし、Googleが海外の企業ということもあって、アプリ自体が英語になっていることがある。最新の情報を得たいと思った時も英語のWebサイトが最もタイムリーに更新されていたりと、スマートフォン・タブレットの時代になって、ますます海外に目を向ける必要が出てきた。
今回はそういった海外の情報を得るのに便利なアプリ「Google カレント」と「Google 翻訳」をご紹介したい。この2本があれば、最新のテクノロジーや流行を国内の誰よりも早く入手できるようになるかもしれない。
海外ニュースをガンガン受信できる「Google カレント」
文字通り世の中で"今"起こっていることを手軽に情報として得られるアプリが「Google カレント」だ。世界中のニュースメディア、ブログ、写真共有サイトなどのコンテンツを1つのアプリ上で、雑誌風のスタイルで読んでいくことができる。
ライフスタイル、ビジネス、スポーツ、エンターテイメントなどのカテゴリーにコンテンツが分類され、Googleが独自に収集した最新コンテンツを各カテゴリーの"速報"からいち早くゲットできるほか、あらかじめ用意された「Google カレント」対応のコンテンツやRSS配信しているブログの記事を、ユーザー自身が選んで受信するようにも設定できる。
コンテンツを受信した後は、概要一覧画面で左右にフリックすることで異なるコンテンツ間を移動でき、縦スクロールして知りたい項目を見つけられる。項目をタップすればより詳細な記事本文を表示し、その後さらに左右フリックしながらページ送りして読み進めることが可能だ。コンテンツのレイアウトは雑誌風に整えられ、フリックなどの操作感もスムーズで、Webブラウザーを使って読むのとはひと味もふた味も違った快適さを実感できるだろう。
ホーム画面で最新コンテンツを受信するウィジェット機能を用意しているほか、受信コンテンツはオフラインで読めるようにも設定可能。あらゆるカテゴリーにまたがった情報を即座に得られ、世界の動向を知るのに最適なアプリだが、唯一の難点は日本のコンテンツが少ないこと。翻訳機能はあるものの、身近な国内のニュースを知りたいという用途には使いにくく感じるかも。