大人になれば仕事・恋愛・健康と様々な悩みがあるさ。できればちょっとのお金やライフハックで解決できたらいいんだけれど……大人の男性が直面する様々な問題に対して主にスマホを使った解決法を女性ライターがお教えします。今回は「スマートフォンの防水対策」について。
今週のお悩み
先日、家族サービスとしてバーベキューをするために渓流に行ったところ、スマホを川に落としてしまいました。幸い故障で修理交換という事態はまぬがれましたが、嫁に「ビニール袋にでも入れとけよ」と怒られてしまいまして。でも、スマホをビニール袋に入れるのってカッコ悪くないですか? どうすればいいのでしょう。
回答
女性の場合、よくお風呂でスマホを使うために防水対策をしていますが、アウトドアや水遊びが増える今の季節、スマホを水ポチャして悲鳴をあげる男性を見かけます。スマホを簡単に防水するライフハックとしてよく、「『ジップロック』などキッチン用フリーザーバッグに入れる」が紹介されていますね。奥様がおっしゃっていた「ビニール袋」はこれでしょう。しかし、この方法はあまりオススメできません。フリーザーバッグを防水に使ってはいけない理由は以下の通り。
- レジャーなどの持ち歩きにはデザイン的に厳しい
- 元々使い捨てのものなので耐久性に疑問
- もし故障しても保障がない
故障するリスクが高く、しかも保障がないので、実は自己責任で使わないといけないのが問題。とりあえず、奥様には「危ないのでやめといた方がいい」とお伝えください。
では、大人はスマホの防水をどうすべきか。対策を紹介していきましょう。
対策その1 : スマートフォン専用防水ケースの使用
お風呂はもちろん、アウトドアやプールにスマートフォンを持っていくことが多いのなら、専用の防水ケースを購入して持っていくのはいかがでしょうか。安いと500円ぐらいのものがありますが、だいたい3,000円以内で購入できます。もともとスマホの防水に特化しているので、二重ジッパーで防水性を高めたものや、濡れた手でスマホの操作が可能なものなど確実に防水できて使いやすいというメリットがあります。そして、オススメはPL保険加入のもの。ケースを使っていても水没が原因で故障した場合、保障がつきます。
対策その2:防水性能を持ったスマートフォンを購入
最近は防水性能をうたった新製品が登場しています。「IPX5」や「IPX7」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? これは防水保護等級を表していて、「IPX5」はあらゆる方向から水をかけても有害な影響がないレベルで、「IPX7」は水深1mの水道水に沈めて30分放置しても有害な影響がないレベル。また、「IPX5/7」というのは生活防水に対応していることを表します。買い替えの際には、こういった防水性能があるものを購入するのも手でしょう。
ただし、「IPX5」や「IPX7」といってもどちらも常温の水の防水の場合。お湯や海水、入浴剤が溶けているお風呂の中に落とすのは危険なので、もしお風呂やレジャーでスマホを使う場合は対策1の防水ケースを併用するのが安全です。
何かの折に水の中に落として故障させてしまうと、有償交換になってしまいふところがさびしいことになってしまいます。お風呂にスマホを持ち込みたい方、この夏、アウトドアレジャーに行く方はスマホの防水をしっかりしておいたほうがいいかも。