今秋登場予定の「iOS 7」では、スケジュール管理アプリ『カレンダー』が刷新される。他のシステム標準のアプリ同様、フラットデザインに変更されるほか、イベントに登録した目的地の地図も表示されるようになる。ただ土地の名前が表示される現在のものより、情報量が多くなることは確実だ。

さらに、目的地の天気予報も表示されるようになるという。折り畳み傘を持参するかどうか、目的地での移動手段をどうするかにもかかわる情報なだけに、『カレンダー』の画面でまとめて確認できれば便利になるに違いない。

秋まで待てない、という場合にはインターネット上で公開されているカレンダー(webcal)を登録するという手がある。目的地の地図を表示することは難しいが、文字情報だけで足りる天気予報ならばiOS 6の『カレンダー』でも可能だ。

天気予報データは、livedoorの気象データ配信サービス「Weather Hacks」のコンテンツ「iCal天気」から入手する。このWEBサイトをiOSのSafariで開くと、スマートフォン向けサイトにリダイレクトされてしまうため、パソコンで操作すること。取得したURLをメールなどを使ってiPhone/iPadへ送信し、URLを開けば登録完了だ。なお、サイト側の都合でデータ配信は予告なく変更・終了される可能性があるので念のため。

操作手順をカンタン解説

1 パソコンのWEBブラウザで「iCal天気」にアクセスし、天気予報を表示したい地域のwebcalデータのURLをコピーする

2 コピーしたURLは、メールなどの手段でiPhone/iPadへ送信する。それを開くと、カレンダーを照会するかどうか質問されるので、「照会」ボタンをタップする

3 次回『カレンダー』を開くと、天気予報のカレンダーが追加されたことが通知される。以後、カレンダーを削除するまで天気予報が表示されるようになる

4 照会した天気予報は、このように終日イベントとして表示される。iOS 7が公開されるまでは、このような形で天気予報を参照してみては?

(提供:iPad iPhone Wire)