大人になれば仕事・恋愛・健康と様々な悩みがあるさ。できればちょっとのお金やライフハックで解決できたらいいんだけれど……大人の男性が直面する様々な問題に対して主にスマホを使った解決法を女性ライターがお教えします。今回は「スマホのバッテリーがすぐに切れる場合どうしたらいいの?」について。
今週のお悩み
スマホを使い始めて2年。どうもバッテリーがすぐになくなってしまう気がするのですが。夜、できれば会社で充電したいけれど上司の目が厳しくてできません。また、ボーナスまでは買い替えずに済ませたいのですが、どうすればいいのでしょうか?
回答
スマホの悩みで筆頭に来るのが何と言ってもバッテリーの持ち。どんな高機能なスマホでもバッテリーがなくなればただの板に。では、どうして電池がなくなりやすいのか、その理由はというと。
- 複数のアプリを同時に動作させすぎ
- アプリの自動更新をオンにしている
- Wi-Fiやメールのチェック
要はスマホがいろいろな処理を行なっているので、従来型の携帯電話よりもバッテリーが減りやすいのです。また、充電が完了したのに充電している、いわゆる「過充電」でバッテリーが劣化してしまうのも持ちが悪くなる原因。解決方法としては、「使わない機能・アプリはオフにする」と「予備のバッテリーを用意する」なのですが、方法について説明していきましょう。
まず、「使わない機能・アプリはオフにする」から。実は、購入した時のままの設定で使っていると便利な反面、けっこうバッテリーを消費することが。設定画面から下記の項目を変更すると持ちがよくなるので試してみてほしいところ。
- 画面の明るさ
- Wi-Fi
- Bluetooth
- LTE *アプリの自動更新
「設定なんて難しい」と思うかもしれませんが、ここで裏技を。スマホアプリの中には、「節電 長持ちバッテリー」などでは、こういった設定を行なって節電してくれるがあります。インストールして無駄な電力消費をしないようにしておくのが大人の知恵でしょう。
ただし、買って長いこと使ってきたスマホの場合、過充電でバッテリーそのものがダメになっている事態も。そうなると無駄な電力消費を抑えてもバッテリーを持たせるのは難しいでしょう。確実に電池を持たせたい場合はモバイルバッテリーを購入して持ち歩くのがオススメ。単三乾電池式タイプとリチウムイオン電池タイプの2種類がありますが、ライフスタイルに合わせて選択したいところ。
「緊急時だけちょっと充電できればいい」という人にオススメなのが、単三乾電池式のバッテリー。メリットは、バッテリー自体の価格が比較的安いのがまずひとつ。また、充電できる回数が機種にもよりますが約1500回と多いのもうれしいところでしょう。ただし、乾電池を使って充電するため電圧が低く、バッテリーの持続時間が短いのと、電池のコストで割高になってしまうデメリットが。普段はスマホのバッテリー切れを気にしない人がイザという時のために持つのがいいでしょう。
一方、リチウムイオン電池式は「毎日のバッテリー切れや旅行や出張にも使いたい」という欲張りな人向け。容量が大きいのとランニングコストがかからないのが魅力です。2000mAh前後のものを買えば、だいたい充電1回分の容量は確保できます。ただ、あらかじめコンセントやパソコンのUSBポートで充電しないと使えないので、つい充電を忘れてしまうというウッカリさんには向かないかも。価格は2000mAhのもので店頭価格が2500~3000円ぐらい。
スマホユーザーにとってバッテリーの減り具合は一番の悩みですが、かといって職場の電源を使って充電するのはやめておいた方が。というのも、仕事で支給されているスマホでないかぎり、会社で充電すると横領とみなされてしまう場合や、USBポートからのウィルス感染で会社に損害をかけてしまった場合のリスクが高いもの。うまくスマホの無駄な電力消費を抑えつつ、予備の電源としてモバイルバッテリーをカバンに入れておくのがスマートな大人の知恵でしょう。