とにかく、メールは毎日大量にやってくる。友人・知人からの連絡はもちろん、通販サイトからのセール情報、趣味のメールマガジン、どこからか届く迷惑メールなど、インターネットの利用頻度に応じてその数は増える傾向にある。パワーユーザであれば、一日数十通どころか数百通を超えることも珍しくないはずだ。
そうなると、とてもではないがすべてのメールに目を通すことはできない。斜め読みできるほど時間に余裕があればいいが、件名をチェックするだけで精一杯だ。しかし、iOSの『メール』の場合、1通1通開くか既読マークを付けなければいつまでも未読メールとして扱われ、アイコン右上に赤い「バッジ」として未読件数が表示されることになる。これは、なかなかのストレスだ。
そんなとき覚えておきたいワザが、未読メールをまとめて既読にすること。未読件数が100を超えていたとしても、数秒程度あればまとめて既読にできるので、時間を大幅に節約できる。「バッジ」による無言の圧力を早く解消したい場合にお勧めだ。
ただし、この方法では仕事関係の重要なメールも既読扱いにしてしまう可能性があるため、対象にするメールボックスは慎重に選ぶこと。セール情報やメールマガジンなど、見逃したところで致命的損失にはならないメール用のアカウントに限り利用すべきだろう。
操作手順をカンタン解説
1 未読件数が十数件ならまだしも、百件を超えるあたりから圧迫感を覚えるようになるはず。あらかじめ「重要性が低い」とわかっているメールばかりのメールボックスは、未読をまとめて既読にしてしまおう |
2 対象のメールボックスを開き、画面右上の「編集」ボタンをタップ、適当なメールにチェックを入れる。その後、右下の「マーク」ボタンを押し続けながらチェックを外す |
(提供:iPad iPhone Wire)