「香港旅行の締めは、やっぱりあそこで担々麺だよね」。旅行や出張で何度も香港を訪れている人たちから絶大な支持を集めている担々麺は、香港国際空港内にあるキャセイパシフィック航空の旗艦ラウンジ「ザ・ウィング」にある。
ザ・ウィングは出発ゲート2番付近にあり、中でファーストクラスとビジネスクラスのラウンジに分かれている。入り口から階段を上り、ビジネスクラスラウンジの奥へ進むと、うわさの担々麺が待ち受けている「ザ・ヌードル・バー」がある。
ピーナッツがアクセントのマイルドな辛さ
上海スタイルの担々麺ということで、辛くはなくとってもまろやか。細かく砕いたピーナッツを加えており、味わいのアクセントとなっている。ミニポーションなのでちょっと小腹が減った時でもするりといただける。他にもザ・ヌードル・バーでは、チャーハン、シュウマイなどがブッフェ形式で提供されている。
ザ・ヌードル・バーの他にもうひとつ、ザ・ウィングならではの楽しみスペースがある。「ザ・コーヒー・ロフト」と呼ばれるカフェスペースだ。ザ・ヌードル・バーの隣にあり、コーヒーとともにドーナツや焼きたてのペストリー類をいただくことができる。ザ・ヌードル・バーで香港の食べ納めをした後は、ザ・コーヒー・ロフトでくつろぎの一杯を。日本帰国前の締めにふさわしい場所だ。
フレッシュジュースでリフレッシュ
キャセイパシフィック航空の出発ラウンジは、ザ・ウィング以外に2つある。ひとつは23番ゲート付近にある「ザ・キャビン」。こちらはサンドイッチやサラダなどヘルシーな軽食を味わえる「ザ・デリ」や、果物や野菜をその場で搾ってジュースにしてくれる「ザ・ヘルシー・バー」がおすすめ。ゆったりと疲れを癒やしたいなら、半個室感覚でくつろげる「キャセイ・ソーラス・チェア」で。ここでの食事もOKだ。
本を読んだり、パソコンを広げて仕事をしたりするのもいい。本格的に仕事をしたい、もしくはインターネットを見て楽しみたいなら、同ラウンジにある「ITゾーン」で。11台のWindowsパソコン、6台のiMacとテレビ会議室を設置している。
もうひとつの出発ラウンジは62~66番ゲート付近にある「ザ・ピア」。「ザ・ヌードルバー」「ザ・ロングバー」「コーヒーバー」のほか、ファーストクラスラウンジ内にはシャワーを浴びられる場所も完備している。
空港のラウンジでおなかと心を満たした後は、機内のビジネスクラスでゆったり休む。キャセイパシフィック航空が長距離路線を中心に順次導入中の最新ビジネスクラスなら、ファーストクラスさながらの15.4インチの専用テレビで楽しむことも、フルフラットシートでぐっすり眠ることもできる。ちょっと奮発して香港旅行をビジネスクラスにすれば、香港滞在の楽しみがぐっと増すはずだ。