既報の通りNTTドコモは1月22日、2013年春モデルとしてスマートフォン・タブレット11機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の新製品を発表した。1月25日より順次発売が開始される。docomo NEXT seriesとして発表されたスマートフォンは「Xperia Z SO-02E」「MEDIAS W N-05E」「ARROWS X F-02E」「Optimus G Pro L-04E」「Ascend D2 HW-03E」「ELUGA X P-02E」の6機種となる。

NTTドコモが2013年春モデル発表会を開催。docomo NEXT seriesには、6端末がラインナップに加わった

Xperia Z SO-02E

Xperia Z SO-02E(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)は5インチ(1080×1920ピクセル)のフルHDディスプレイを搭載した端末で、今春のフラッグシップモデルとなる。搭載OSはAndroid 4.1。1.5GHzクアッドコアCPU(APQ8064)を採用し、2GBのRAM / 16GBのROMを搭載する。通信面では下り最大100Mbpsの高速通信Xiに対応。バッテリー容量は2,330mAh。

Xperia Z SO-02Eは厚さ約7.9mmの薄型ボディと背面にガラス素材を採用したフラットなデザインが特長

色彩の鮮やかさを引き出すモバイルブラビアエンジン 2により、映像の美しさを体感することができる。また、ディスプレイは外光下でも見やすいように配慮し、443dpiの高密度ディスプレイにより小さい文字や細い線も見やすく表示する。

背面にはソニーが開発した積層型CMOSイメージセンサ「Exmor RS for mobile」を搭載したカメラを配置(写真左)。今春のフラグシップに位置付けられている

NFC機能が利用でき、スピーカーやヘッドセットなどソニー製の対応機器との連携利用が可能。Xperia Tablet Zにかざすとスマートフォンで見ていたWebサイトや写真をタブレット上に映し出すなどの連携が行える。2月9日に発売を予定しており、1月23日から事前予約受付がスタートする。

充電ドックも用意されている(写真左)

MEDIAS W N-05E

MEDIAS W N-05Eは(NECカシオモバイルコミュニケーション製)はAndroid 4.1を採用したスマートフォン。4.3インチQHDのTFT液晶2台によるダブルディスプレイ搭載モデルで、利用シーンに応じて画面の大きさを変えることができる。発売は4月中旬を予定している。

4.3インチQHDのTFT液晶2台によるダブルディスプレイを搭載したMEDIAS W N-05E

1.5GHzのデュアルコアCPU(MSM8960)を搭載。SNSを楽しみながらWebサイトを閲覧したり、メモをとることができるオリジナルアプリ「Utility Apps」をプリインストールする。また、2画面を使いこなす「ダブルブラウザ」を搭載。同時に2つのWebサイトを閲覧したり、タブレットのようにPCサイトを2画面使って全画面で表示させることができる。バッテリーの容量は2,100mAh。

開いた状態では、5.6インチのタブレットPCとして利用できる。

閉じた状態では幅64mmのスマートフォンとして利用できる

ARROWS X F-02E

ARROWS X F-02E(富士通製)は1.7GHzのクアッドコアCPU(Tegra3)、高性能のグラフィック専用エンジンを12個搭載し、三次元描画の高解像度ゲームを楽しめるのが特徴。同端末は2月中旬の発売予定。

1.7GHzのクアッドコアCPU(Tegra3)を搭載するARROWS X

フルHD対応の5インチ(1080×1920ドット)ディスプレイを搭載。通信面では下り最大100Mbpsの高速通信Xiに対応する。「Super Clear Panel」を搭載したディスプレイでNOTTVなどのコンテンツが外でもきれいに見ることができる。

メインカメラは有効画素数約1630万画素で、透過率の高い5枚レンズで暗いところでも美しく撮ることが可能