NTTドコモは2012年秋モデルとして、OSにAndroid 4.0を採用したスマートフォン「docomo with series AQUOS PHONE si SH-01E」(シャープ製)を発売する。同端末は液晶パネルを狭額縁化したデザインが特長のモデル。発売時期は10月以降の予定。

AQUOS PHONE si SH-01E

ディスプレイは約4.1インチの高透過CG Silicon液晶(540×960ドット)を搭載。液晶パネルを狭額縁化した技術により、前面がすべてディスプレイのように見える「フルディスプレイデザイン」となっている。色彩を実物の色に近づけて再現する画質調整技術「SVエンジン3」を搭載。リフレクトバリアパネル、アウトドアビュー搭載により、屋外でもディスプレイが見やすい。

サイズは約116(H)×59(W)×9.9(D)mm、重さは約115g。カラーはPinkとWhiteの2色のほか、限定版でOrb Camouflageも用意している(後述参照)

CPUには1.5GHZデュアルコアCPU(MSM8960)を採用。ROM/RAMは16GB/1GB、外部メモリはmicro SDXC(最大64GB)に対応する。背面には1210万画素の裏面照射型CMOSカメラを搭載。明暗差の激しいシーンでも撮影可能な「HDR」に対応し、低ノイズで高精細、高い色再現性を実現する「ProPixエンジン」で描画クオリティの高い撮影を可能にしている。そのほか、約0.4秒でカメラを起動する「ON速起動」や、連続撮影できる「連撮モード」、料理や夜景など被写体や撮影環境に合わせて撮影モードを自動切替するシーン自動検出など多彩なカメラ機能を搭載する。

背面の1210万画素CMOSカメラでは、多彩なカメラ機能を利用できる。本製品には専用卓上ホルダ(充電台)が用意されている

覗き見防止の「カラーベールビュー」や、電話帳関連アプリの起動時にロックをかける「アプリ起動制限」などをプリインストール。AQUOSブルーレイなどとWi-Fi連携可能な「SmartFamilink」にも対応する。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水防塵など日本仕様の機能も網羅。そのほか、Wi-Fiテザリング、spモード、しゃべってコンシェル、海外対応のGPS、ドコモドライブネット、dマーケット、iコンシェル、スマートフォンあんしん遠隔サポートなどドコモの各種サービスに対応する。NOTTV、おくだけ充電には対応しない。通信面では下り最大75Mbpsの高速通信Xiに対応するほか、下り最大14MbpsのFOMAハイスピードにも対応。バッテリー容量は1660mAhで、3G連続待受時間は約430時間、LTE連続待受時間は約270時間、連続通話時間は3Gで約370分。

ワンセグ、おサイフケータイ、防水防塵など日本仕様の機能を網羅する

NTTドコモでは、AQUOS Phone si SH-01Eの発売開始にあわせて同端末をベースにしたコラボレーションモデル「SH-01E Vivienne Westwood」を限定3万台で販売する。ボディデザインにはファッションブランドViviennne Westwoodのモチーフである「オーブ」をカモフラージュで再現。着せ替えツールや壁紙などの独自コンテンツも用意されている。発売は11月から12月を予定している。

ファッションブランドViviennne Westwoodのコラボレーションスマートフォン「SH-01E Vivienne Westwood」。カラーはOrb Camouflageが用意されている

(記事提供: AndroWire編集部)