2012年3月31日(土)と4月1日(日)の2日間、千葉・幕張メッセにて「アニメコンテンツエキスポ(ACE)2012」が開催された。そこで今回は、ACEの舞台における「七森中☆ごらく部」の活躍の様子を紹介しよう。
TVアニメ『ゆるゆり』のメインキャストである、赤座あかり役の三上枝織、歳納京子役の大坪由佳、船見結衣役の津田美波、吉川ちなつ役の大久保瑠美の4人が結成する「七森中☆ごらく部」。ACE2012ではまず、31日の9時25分より、「ゆりゆららららゆるゆり放送室 スペシャルステージ」に登場した。
本ステージはラジオ大阪ほかで放送中の人気ラジオ番組「ゆりゆららららゆるゆり放送室」の出張版。WHITEステージのトップバッターとして、朝一のステージにも関わらずテンション高めで登場した4人に、客席からも大きな歓声が上がる。最初のコーナーは「話題BOX エース」。ACEのステージということで、箱の中に入れられたエース級の話題をテーマにトークを展開する。
最初のテーマは「香港裏話」。3月初旬に香港で行われた「C3」にて、初の海外進出をはたした七森中☆ごらく部の4人だが、今回のステージでは、「C3」前日に行われたDVD撮影や宿泊先のホテルでの裏話を披露する。香港では、
三上「いつもご飯を食べていた」
津田「ご飯を食べて、遊んで、ご飯を食べて、ちょっと会話して、ご飯を食べて」
大久保「間におやつを挟んで(笑)」
宿泊先のホテルでは、三上と大坪、津田と大久保がそれぞれ相部屋。津田と大久保が、ベッドに入ってから3時間以上もおしゃべりをしていたという話に、大坪は「いいなあ。みかしー、すぐ寝るんだもん」とうらやましげな表情をみせる。三上自身は、「絶対にゆかちんの寝息を聞いてやろう」と意気込んでいたようだったが……。
「ゆりゆりされた話」というテーマでは、津田のイケメン話や三上のおさわりが減ったという話で盛り上がり、ファンも注目の「第2期について」では、「とりあえず、1年生だけの話が2話はあるはず」と語気を強くする大久保と三上の1年生コンビに対し、「1回ぐらい\アッカリーン/されてみたい」と余裕の表情を浮かべる大坪だった。
続いてのコーナーは、リスナーから送られたセリフをもとに、アドリブでゆりゆりな寸劇を演じる「ゆりゆり劇場」。今回、各メンバーに割り振られたセリフは、
大坪「実は私たち付き合うことになりました」
津田「それ以上はらめぇ」
大久保「ほうら、ほっぺにご飯粒がついてるぞ」
三上「この気持ち、ラップで伝えてもいいかな」
そしてシチュエーションは、会場からの拍手で決められた「登山ゆりゆり」。予想外のシチュエーションに少々とまどいつつも、ゆりゆりとストーリーを展開。ラストには、三上が放つ「ゆるラップ」にほかの3人もかぶさり、会場を大いに盛り上げた。
ステージの最後はミニライブ。TVアニメ『ゆるゆり』のオープニングテーマ「ゆりゆららららゆるゆり大事件」を熱唱し、およそ30分のステージを締めくくった。
ニコ生でアイドルマスター、ミルキィホームズとガチンコ勝負!
続いて11時からは、ニコニコ動画ブースに移動し、「ACE2012 スペシャルコラボ番組 ~第1回チキチキACE杯ガチンコ争奪戦~」に出演。天海春香役の中村繪里子、星井美希役の長谷川明子、萩原雪歩役の浅倉杏美、我那覇響役の沼倉愛美による「アイドルマスター」チームと、シャーロック・シェリンフォード役の三森すずこ、譲崎ネロ役の徳井青空、エルキュール・バートン役の佐々木未来、コーデリア・グラウカ役の橘田いずみによる「ミルキィホームズ」チームとのガチンコ対決を行った。
ライブイベント「みるくらりあっとスペシャル(vol.4S)」にて、「ミルキィホームズ」チームに勝利した「七森中☆ごらく部」だが、今回は「アイドルマスター」チームも含めた三つ巴戦ということで、さらなる気合を入れてステージに向かう。
知力、体力、ごらく、総合力を競い合う今回の「ガチンコ争奪戦」。「体力」=「山手線ゲーム」、「ごらく」=「あっちむいてほい」、「知力」=「なぞなぞ」、「総合力」=「箱の中身はなんだろな」といった4つの対決が行われた。
各対決の代表者を選ぶ際、細かく小芝居をはさんで存在感を見せつける「七森中☆ごらく部」。細かなボケを交えながら真っ向勝負を繰り広げたが、善戦むなしく、勝利の栄冠は「アイドルマスター」チームのもとへ。なお、「あっちむいてほい」対決の代表・津田美波は、前回「ミルキィホームズ」チームに4タテを食らわせただけに大きな期待がかかり、期待に違わず、「アイドルマスター」チームの中村繪里子を、ジャンケンさえ勝たせずにきっちり完封してみせたが、「ミルキィホームズ」チームの佐々木未来にまさかの敗北。前回の雪辱をはらされてしまった。
豪華12人による夢のスペシャルコラボとして行われた「第1回チキチキACE杯ガチンコ争奪戦」。ACEならではのまさにスペシャルな企画となったが、第2回、第3回と続くことを期待したい。
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