LISPが語る1stアルバム「Light In a Small Prism」
――LISPとして皆さんがスタートしてからおよそ9カ月が経ちましたが、3人の中で何か変わってきたことはありますか?
阿澄佳奈「やはり3人の仲が良くなって、距離がすごく縮まっていますね」
片岡あづさ「みーちゃん(阿澄佳奈)がお姉さんになりました(笑)」
阿澄「お姉さんになりました? 髪切ったからかな(笑)」
片岡「見た目もお姉さんぽく(笑)」
阿澄「最近は年相応にしようかと(笑)」
原紗友里「3人の立ち位置みたいなものがお互いによくわかってきた感じです。最初はなんとなくだったのが、今でははっきりとわかりますね」
片岡「ボケてもきっとツッコんでくれるだろうっていう安心感が出てきました(笑)」
――これまでは配信楽曲中心でしたが、4月13日にシングル、そして4月27日にはアルバムがCDとなってリリースされます
阿澄「新たなスタートだ! って思いました」
片岡「LISPの場合、何かをやるごとに全部が初めてのことばかりなんですよ。なので、こんなに時が経っても、まだまだやっていないことってたくさんあるんだなって思いました」
原「やはり形に残るというのは、感慨深いですね」
――同じ楽曲でも配信とCDリリースではやはり違いますよね
阿澄「CDという形になると、わかりやすいですよね」
原「ジャケットって、曲のイメージになると思うんですよ。なので、そういうものがバーンと目でもわかるところはいいなと思います」
片岡「アルバムの場合は、やはり全部を通して聴いていただいて、初めてわかる部分があったりすると思うんですよ。そういう意味では、CDとしてまとめて聴いていただくことによって、聴く方の印象も変わってくるのではないかと思います」
――今回のアルバムでは作詞にも挑戦なさっていますが、作詞については自分たちからやりたいと言ったのですか?
原「LISPを結成したころに、『何かやりたいことはありますか?』って聞かれて、まったく先のビジョンもないままに、『あ、作詞とか』って思いつきで言ったことがあったのですが……」
片岡「私も結成したころに、作詞をやりたいとは言っていましたが……」
阿澄「いつかは、みたいな話しはしたかもしれません」
――それが1stアルバムでいきなり実現しました
片岡「しかもそれがソロ曲になるとは思っていなかったですね」
原「私も思わなかった」
片岡「LISPの曲を3人で作るのかなって思っていたんですけど、まさかソロになるとは……」