――今回のCDにも20ページのブックレットがつきますね

長谷川「シングルなのに、また20ページも(笑)。2枚目の『Sunrise!』のブックレットを雑誌調にするといったアイデアをいただいた平田順子さんという方に今回もまたお願いしているのですが、今回もいろいろな企画をたくらんでおります。ここは声を大にして、活字を太字にしていただきたいのですが、実はCDのブックレットなのに、袋綴じをつけてしまおうという計画を考えております。こんなの初出じゃないのっていうムフフな写真を(笑)。ブックレットをみるときは、上から覗くのではなく、勇気を持って切っていただきたいですね。切りたくないという方は、ぜひ2枚、3枚(笑)。誰にも見せたことのない写真が入っていますよ」

――ジャケット写真はどんな感じになりそうですか?

長谷川「ジャケットもいろいろと悩んでいるところではあるのですが、撮影自体は、丸一日かかっておりまして、今回は3枚目のときとはコンセプトがまた違い、平田さんやデザイナーさんにも、ここはこういうページにしたいとか、こういう写真をっていうアドバイスをいただきながら撮ったのですが、私もそれに沿って写真を撮っていくのがすごく楽しくて、できあがりを想像しながら、楽しみながら撮らせていただきました。今回、衣装は5パターンぐらいあって、2枚目のときのようにウイッグをかぶったりしています。普段はずっとショートカットの長谷川ですが、ロングだったりセミロングだったり、髪が黒かったり、長谷川のいろいろな面を楽しんでいただけると思いますし、私も撮影しながら、"こんなんだったな、昔"って思い出して、楽しかったです。黒かったなって(笑)。あと、人形のアキコちゃんも出てきます」

――今回4枚目のシングルということで、自分で成長したなと思うところはありますか?

長谷川「伊藤さんには1枚目の『LEVEL∞』も作曲していただいたのですが、たぶん、今あの歌を歌うことになったら、ぜったい違うように歌うなって思いました。ライブで『LEVEL∞』を歌うとか、収録し直すということになったら、たぶん同じように歌わないし、歌えないなって思いました。あの時にはあの時のいい意味での必死さや無我夢中さがあると思うのですが、4枚目になってちょっとできた余裕みたいなもので、新たに表現できることが入れられるのではないかって。そういう意味では余裕が持てて、成長できたのかなって思いました」

――4thシングルともなりますと、ソロアルバムとか、ソロコンサートなどの期待も高まってきますが?

長谷川「それはたぶん、この『蒼凛のペンデュラム』がどのぐらい皆さんに受け入れられるかということに、リアルにかかっていると思います。なので、正直、アルバムが出るか出ないかは、この売上げにかかっていますので、ぜひアルバムにつながるように応援していただきたいです。こちらの作品、いいデキになっていると思いますので、ぜひたくさん聴いてください(笑)」

――それでは最後にファンの方へのメッセージをお願いします

長谷川「4枚目のシングルということで、今回は『蒼凛のペンデュラム』と『Fateful Actor』、そして『Fateful Actor (Relieve ver.)』の3曲を収録しました。毎回新しい表情を見せられたらってお話ししているような気がするのですが、CDが出るたびに、本当に長谷川自身が感じていることです。ジャズ調だったりボサノバ調だったり、カッコいい曲だったり、こういう曲を歌う機会を与えてもらえたから、自分自身でも初めて歌えた歌だったり、出た声だったり、感じることがあったりして、それはとっても幸せなことで、ありがたいことだと思っています。やはり1枚目と比べたらちょっとは成長できていると思いますし、その成長や変化を一緒に楽しんでいただけたらうれしいなって思っています。これからも変わり続けるであろう長谷川をぜひ最後まで見守っていてください。よろしくお願いします」

――ありがとうございました

「蒼凛のペンデュラム」のジャケットイメージ

収録曲 01. 蒼凛のペンデュラム
02. Fateful Actor
03. Fateful Actor (Relieve ver.)
04. 蒼凛のペンデュラム (Instrumental)
05. Fateful Actor (Instrumental)
06. Fateful Actor (Relieve ver. Instrumental)
長谷川明子
発売予定日 2011年4月20日 品番 FVCG-1150
価格 1,680円
発売元 5pb. 販売元 メディアファクトリー