Nexus Oneに続く二代目Google携帯「Nexus S」が12月16日に米国で発売になった。初のAndroid 2.3 "Gingerbread"搭載スマートフォンだ。
主な仕様 [サイズ] 123.9(H)×63(W)×10.88(D)mm [重量] 129g [連続待受時間(3G/2G)] 最長17.8日/同29.7日 [連続通話時間(3G/2G)] 最長6.7時間/同14時間 [内蔵メモリ] 16GB iNANDフラッシュ [ディスプレイ] 4インチ WVGA(480×800) Super AMOLED [カメラ] 背面: 約500万画素 前面: VGA(640×480) [機能] Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR、A-GPS、NFC、GSM(850/900/1800/1900)/ HSPA(900/1700/2100)
Google携帯「Nexus S」の実力は?
前編 外観・パフォーマンスをチェック
後編 Androidの"買い時"到来
GoogleはNexusシリーズを「"Pure Google"を体験できるスマートフォン」としている。最新のハードウエアに、プリインストールされているのはGoogleのサービスを利用するためのアプリのみ。ハードウエア/ソフトウエア開発者やアーリーアダプタ向けにGoogleが提供する「Android携帯の見本デバイス」と呼べる存在だ。高性能だが、非常にシンプルでプリミティブ。それゆえに一般ユーザー向けとは言い難いものの、そこには最新のAndroidと最新のGoogleのサービスをいち早く体験できる面白さがある。
T-Mobileのサービス2年契約で199.99ドル、本体のみだと529.99ドル。いずれもSIMロックフリーだが、800MHz対応ではないため、米国で3Gを使えるのはT-Mobileのみ。日本国内だとドコモのFOMAプラスエリアがサポートされない |
Nexus Sは、GALAXY SをベースにGoogleとSamsungが共同開発した。プロセッサはARM Cortex A8 "Hummingbird" (最大1GHz、最小100MHz)、GPUはPowerVR SGX540。 CPU/GPUの組み合わせはGALAXY Sと同じだ。ところが簡単にベンチマークを取ってみたところ、OpenGL-ESベンチマークNeocoreは同程度 (55.6FPS)だったものの、Quadrantのトータルスコアが1811、Linpackが14.3MFLOPSと、GALAXY Sを大幅に上回った。……つづきを読む