――ちなみに皆さん、"クリスマス"は好きですか?
宮本「好きです! クリスマスに限らず、基本的にイベントものは好きですね」
うちやえ「私はあまり好きではなかったんですよ。みんなにけっこう彼氏とかができている時期に、寂しい思いをしていて……。昔は、何? 何なの? って思っていたんですけど(笑)、だんだんそういう気持ちもなくなって、今は友だちと一緒に過ごすのがすごく楽しいです」
――「クリスマスって何ですか?」みたいな感じだったんですね
うちやえ「そういう時期が長くありましたね。最近のクリスマスはチキン調達係として、目一杯楽しんでいます(笑)」
宮本「私の場合、クリスマスは家族と一緒に過ごすことが多いですね。友だちとはクリスマス前に集まっちゃったりして、クリスマス当日は特に何もなかったりします。逆に今日はクリスマスじゃない、なんて思いこんだりして過ごしていることが多いかもしれません(笑)」
杉原「私もクリスマスは大好きです。小さい頃、お父さんに『サンタさんにプレゼントを頼まないといけないから、何がほしいか教えて』っていわれて、『リカちゃん人形がほしい』とかっていうと、お父さんがサンタさんに電話をかけてくれるんですよ。たぶん電話をしているフリなんだと思うのですが、『私の娘がリカちゃん人形をほしがっているので、今年はリカちゃん人形でお願いします』って(笑)」
うちやえ「素敵なお父さんだね」
杉原「でも、いつのまにかその電話もなくなっちゃって……。私は今でもサンタさんはいるって信じているんですけど、一人のサンタさんが、わざわざ私のうちにまでは来るのはやっぱり難しいじゃないですか。だから、お父さんがその代わりをしてくれているんだと思っていたので、電話をしてくれないなら、今度は流れ星にお願いしようと……」
宮本「流れ星?」
杉原「流れ星にお願いをしたらきっと叶えてくれる、みたいな感じで、お父さんのそばでお願いしながら、何となく遠まわしに伝えていました(笑)」
――それは今でもやっているのですか?
杉原「さすがに今はやってないですよ。お父さんに『もういいだろう』的なことを言われちゃったので(笑)。今でもちょっとしたプレゼントはもらいますが、朝起きたら枕元にプレゼントが、みたいなことは残念ながらもうないですね」
――うちやえさんは何かクリスマスの思い出ってありますか?
うちやえ「ろうそくの炎でクルクル回って鈴が鳴る、みたいな飾り物がありまして、それがすごく好きで、私の中ではそれがクリスマスのイメージになっています。プレゼントは普通に枕元に置いてありましたね。そんなにロマンチックな感じではなかったですけど、『こえだちゃんと木のおうち』シリーズとか、そういったものをもらった記憶があります」
――横の2人が「何それ?」っていう顔をしていますよ
うちやえ「そうだよね。やっぱり知らないよね。『こえだちゃん』は可愛かったんだよ」
宮本「チョコレートですか?」
うちやえ「それは『小枝』。ちゃんのつかないほうでしょ(笑)。『くものケーキやさん』とかいろいろな種類があったんだから……」
――宮本さんは何か思い出に残っているプレゼントはありますか?
宮本「プレゼントはちゃんともらっていたんですけど、あまりプレゼント、プレゼントしていない感じでしたね」
――プレゼント、プレゼントしていないプレゼント?
宮本「『プレゼントは3,000円までね』みたいに、先にいわれちゃうんですよ。その金額内で好きなものを選びなさい、みたいな感じで。だから、クリスマスプレゼントなのに、なぜか自分で文房具屋さんにいって選んでいたりするんですよ(笑)」
――クリスマスプレゼントというよりも、クリスマスだから何か買ってもらえるみたいな感じですね
宮本「そうですね。だから、プレゼントが楽しみでクリスマスが好き、という感じではなく、どちらかというと、街の空気とか流れている音楽、家族と一緒においしい食事、そういった印象のほうが私にとっては大きいですね」