NTTドコモの2010-2011冬春モデル「REGZA Phone T-01C」(以下、T-01C)は、同社初の防水対応のスマートフォンだ。12月以降に発売予定のT-01Cを写真と動画で紹介する。
T-01Cは、東芝製の液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の高画質化技術を用いた「モバイルレグザエンジン3.0」を搭載し、高画質でワンセグを楽しめるスマートフォン。ワンセグのほかにもおサイフケータイや赤外線通信機能にも対応し、一般的な携帯電話に搭載されている機能をサポートしているのが特徴だ。
本体サイズは約126(H)×62(W)×11.9(D)mm、質量は約149gとなる。搭載されるOSはAndroid 2.1で、Flash Lite 4.0に対応。来春にはAndroid 2.2にバージョンアップを予定している。防水性能はIPX5/7相当で、microUSB端子のカバーおよびリアカバーにそれぞれパッキンが取り付けられている。カメラはハイビジョンムービー(1280×720ドット)の撮影にも対応。microSDHCカードの16GBが同梱されるという。
本体の右側面には、カメラキー、上下キー、電源ボタン、ストラップホールが設置されている。左側面には充電台に置いた際に充電を行う金属端子が搭載されている |
本体の上部には3.5mmイヤホン端子、本体下部にはmicroUSB端子を備える |
本体下部に搭載されているmicroUSBのカバーには液体の浸入を防ぐようパッキンが取り付けられている。またリアカバーを外すための溝が左右にある |
リアカバーを外したところ。本体下部の溝に爪を引っ掛けて取り外すタイプだが比較的外しやすい |
本体内部にFOMAカードスロットとmicroSDカードスロットを備える |
本体下部にある「MENU」「ホーム」「戻る」ボタン。画面のロック解除は下から上に画面をなぞり、ページをめくるような解除方法となっている |
T-01Cは高機能なAndroid搭載スマートフォンだが、スタートアップガイドの搭載や、各種メニュー表示など、これまでの一般的な携帯電話を利用していたユーザーにも分かりやすくなっている印象を受けた。また、同梱される充電台の背面に搭載されている端子は、microUSBではなくFOMA用の端子が搭載されているので、iモード端末から機種変更した場合もFOMA用の充電ケーブルが利用できる点も特徴となっている。
ホーム画面や設定画面、ブラウザ上でのピンチイン/アウト、おサイフケータイ、ワンセグ、トルカなどを起動させてみた。文字入力方法はATOKとAndroidキーボードの2種類。全体的に滑らかに動いていた |
(2106bpm/K-MAX)