The world's most advanced mobile operating system. |
iPhoneを活用するビジネスパーソンが増えているようだ。携帯電話からインターネットを使うようになったユーザにはiPhoneは不可解な部分も多いが、PCを使ってきた世代はiPhoneは持ち運びができる小型なPCであり、自分のPCとさまざまなデータを同期させながら便利に活用できるデバイスという位置づけになる。
日本の携帯電話は日本語を入力するのに都合がいいようにボタンが配置されている。携帯でメールのやりとりをするなど、この日本の携帯式の入力方法に慣れているユーザはかなりの数に登る。そうしたユーザがiPhoneで提供されている日本語入力方式「フリック入力」に慣れるまでは、なんとも使いにくい思いをする。しかし、一度慣れてしまうとフリック入力はとてもスムーズに日本語を入力できる方法となる。
フリック入力でゴリゴリ文字を入力するようになってくると、あるときふと、アプリケーションが落ちる現象に陥ることがある。特に、特定の言葉を変換しようとすると、そのとき使っていたアプリケーションが落ちるといった具合だ。iPhoneのメールを主力ツールとして使っている場合など、こうなると致命的だ。入力していた文章は一気に消えてしまう。iOSのアップデートを実施したとか、新しいアプリケーションをインストールしたとか、そういった原因になりそうな操作をしていないのに不安定になったのであれば、変換学習が問題の原因になっていることがある。
この場合には変換学習をリセットすることで問題を解決できることがある。まず設定のアプリケーションを起動。一般設定を選択して、一番下にある「リセット」の項目を選択。表示されるリセット対象から「キーボードの変換学習をリセット」を選択して学習をリセットする。
変換学習をリセットすると漢字変換をもう一度学習させていく必要がでてくるが、頻繁に日本語入力を実施している場合にはこのリセットを何度か実施することになる可能がある。そのたびに学習がリセットされるのは不便なので、代わりにiOS4で導入されたユーザ辞書を使うようにしたい。同じく設定、一般、キーボードと表示させると「ユーザ辞書を編集」という項目が表示されるので、よく使う漢字で変換候補に上がってこないものはここに登録するようにしておくと便利。