スモールビジネスのコンサルタントであるロン・フィンクルシュタイン氏が自身のブログにて「時間の無駄遣いを避ける10の方法(原題: How to avoid the top 10 time wasters)」を紹介している。個人事業主向けのアドバイスだが、すべてのビジネスパーソンに役立つことが書いてあるので、参考までにポイントを紹介したい。これを機会に自分の仕事を見直してみよう。

1. コア事業に集中せよ

いろいろな事業に手を出すなということ。事業多角化の失敗には枚挙にいとまがないのはご存じの通り。

2. マルチタスキングをやめよ

ある時間帯は1つの仕事に集中しなさいということ。たとえば、メールのチェックはまとめてやろう。

3. 商品を安売りしない

これは大切なこと。自分の商品やサービスに自信をもっていない人から、いったい誰が、何を買ってくれるというのか。

4. 専門家である必要はない

顧客に細かい機能(how)を言う必要はない。なぜ(why)それでうまくいくのかを伝える。

5. 家族の同意を待つ必要はない

あなたの人生はあなたのもの。自分自身の人生を生きよう。

6. ネットワーキングのイベントへは行かない

どうせ商品を売りに来ている人ばかりだ。行くだけ無駄というもの。

7. 無能な人とはつきあわない

口だけが達者で行動を起こさない人っているよね。あなたが一緒にいたいと思う人とともに働こう。

8. 顧客の真の悩みを理解する

顧客の立場に立ち、自分と仕事をするとどういう体験ができるかを語ろう。製品の特長をべらべらと話さない。そんなことは誰だってできる。

9. 個人としても成長する

事業主であるためには人間的成長が欠かせない。事業の成長と同じだけ、あなた自身の成長にも取り組もう。

10. 間違ったことを信じない

信念なしにあることに躊躇することはスキルとはいえない。本などで学んだことは実践すること。10年後に同じ本を読んで、なぜ10年前に実践しなかったのかと悔やむことは避けたい。

ロン・フィンクルシュタインさん自身も、もし自分が4冊の本を書き、コンサルタントになると10年前に聞いたら、笑い飛ばしていただろうと語っている。

そこでおまけのアドバイス。

11. 自分の限界を信じない

自分の限界は子供のころから潜在意識に植え付けられていて、今でもそれに縛られている。しかし自分自身でその限界は超えられるのだ。というわけで、英語ではあるが、以下のビデオで自分の考え方をあっという間に変えてしまう方法について学んでみよう。