最新デジカメを"写真好き"の「カメラ女子」に体験してもらう、リレーレポート「カメラ女子・3姉妹」。二番手は、フィルム一眼レフしか触ったことがないという三女のさほ。
三女・さほ
使用機種:EX-Z2000
散歩・映画・アートが大好き! 春から音大生になる"3姉妹"の三女は、アンティークの家具でこだわりの部屋作りをする、"森ガール"。実は今までフィルム一眼レフを使用していたため、"デジタル"カメラは初挑戦
女子カメラマン・ミゾタユキ先生からの「身近な"好き"を写す」のお題に対して、「電源はどこ?? SDカード?? メニュー画面??」と謎がいっぱいの彼女は、どんな撮影シーンでもカメラが自動で判断してキレイに撮れる「EX-Z2000」の「プレミアムオート」に挑戦。これなら初めてのデジカメもこわくないはず!
三女・さほ写真日記vol.1「甘いものにはカメラさんもくぎ付けです」
"デジタル"と聞くだけで なんだかよそよそしくなってしまいますが。
まずは 仲良くなるために!
ケースを毛糸で編んでみました*
それからシャッター音をケロケロビョンに設定…☆(これでよし?)
今日はちょうど友達とカフェに行く約束をしていたので
ぬいぬいケースにほやほやデジカメをいれて
いざ持ち歩くことに。
(どきどきわくわくとはこのことかもです)
カフェに到着。
照明が可愛かったのでとっさに撮ってみたのですが
……綺麗。
(感動中…)
たくさん撮りたくなった(食べたくなった)私はセットメニューを注文。
きたきた
まずはワッフル*
お次に ローストチキンサンド*
とどめは ケーキとコーヒーでドーン!
い、いいただきます**!
普段写真を撮るときは店内が暗いと良く写らなかったのですが
「プレミアムオート」で撮ったらなんだか上手く撮れちゃいました。
さすがです。
おなかいっぱいで おしゃべりしながらコーヒーを飲んでいたら
じゃん。
まだあったのか---!
と 思わずヨダレがでちゃうかわいいプレートが登場。
甘いものにはカメラさんも私もくぎ付けでケロケロビョンを連発。 メニューに載っている写真みたいに綺麗に写りましたよ…*
……***
帰り道、撮った写真を見ながら、すこしはデジカメさんと仲良くなれたかなと思っていたら
液晶に毛糸がくっついているのを発見…
ぎゃ…
毛糸でケースをつくってはいけませんね!!!!((泣
またやり直しです…
精進いたす☆
ミゾタユキの撮影ワンポイントアドバイス
スイーツ好きのさほちゃん。「食べ物を撮るのが難しい。どういう向きにしたら分からない…」と悩みながらも、がんばって撮ってくれました。
ワッフルの写真をパッと見たときに感じるのは、シロップの器がちょっと大きすぎるかな? ということ。
食べ物の写真ではまず、撮りたい主役を決めます。この場合はワッフルですね。次に主役のどの部分を強調したいのか考えます。この場合はワッフルの形か、大きさか、デコボコした模様か、など。その後は、一緒に写す脇役と背景を考えます。この場合はシロップとテーブルですね。あまり難しく考えなくても、ひとつひとつ考えてシンプルに撮ってみると案外いい感じに撮ることが出来ますよ。
今回の写真では、バターを塗っているのでシロップもかけた方が食べる直前のおいしさが写せたかも。そしてシロップの器はワッフルより奥に置いたほうが、"ワッフル!"感が出ると思います。 室内で撮る時は手ブレやピントが合いづらい場合もあるけど「EX-Z2000」にはブレが止まった瞬間に写すブレ検出オートシャッターが入っているので安心して使ってみてね。
ワッフルに引き続き、いろいろお皿を並び替えて撮った苺ケーキ。今回はケーキを大きく撮りたかったのがわかります。その上でちょっと気になるのが、少し暗く写っているのと、少しゆがんでいること。
「プレミアムオート」は設定なしでキレイに写るけど、場合によっては一工夫してみるのもカメラを使いこなすという点でオススメです。プレミアムオートの状態でSETボタンを押すと右側にバーが出ます。その中の+/-を選びプラス側に赤い点を移動してみて。この写真だと+0.7ぐらいかな。これは露出補正という機能で、自分好みの明るさや暗さを調整することができます。食べ物の写真は明るめの方がおいしく写りますよ。
それからゆがみはズームレンズの使い方。この写真ではレンズが広角側で被写体に近いところから撮っているので、ゆがんで写っています。ズームを少し望遠側に動かして被写体から少し離れて写すと、ゆがみもなくなり四角いお皿も形よく見えます。 最後に、ケーキの後ろに他のお皿たちを真っ直ぐに並べているので、縦位置で撮るとよりスッキリした写真になると思いますよ。マクロ撮影はプレミアムオートに任せて、次にケーキを撮るときは絵作りを工夫してみてね。