Android採用のスマートフォンやインターネット端末
Huawei(ファーウェイ)ブースは、スマートフォンやモデムなどコンシューマー向けの展示内容となっていた。中でも目立つ位置に展示されていたのがAndroidスマートフォン。本展示会には現行モデルや新製品などがブース正面の目立つ位置に展示されていた。
Android端末の新製品は「U8100」「U8110」の2機種。いずれも2.8インチQVGAディスプレイを搭載した小型の低価格Android端末で、ボディーカラーもカラフルなものにするなど学生や若い年齢層をターゲットとしている。通信事業者向けに4月から出荷予定とのこと。
また「U8220」「U8230」は、昨年冬に発売済みの製品。3.5インチHVGAディスプレイを搭載しており、ともにHuaweiが開発したemotion UIを採用している。複数のホーム画面を持てるほか、それを縮小表示して仮想デスクトップのように広い画面を表示することができる。他には開発中の製品としてWVGAディスプレイ搭載の「U8500」「U8500」を14MbpsのHSPA+に対応させた「U8800」が参考展示されていた。
また家庭用の小型インターネットデバイスとして、フォトフレーム機能にも対応した開発中の製品「SmaKit S7」が展示されていた。これもOSにAndroidを搭載している。単体ではHSPA回線が利用でき、ドッキングクレードル経由で有線LANが利用名ほかHDM出力によりTVへの接続も可能とのこと。Huaweiはすでに日本などで3G内蔵のフォトフレーム製品をリリースしており、本製品も日本での販売を期待したい。
サッカーボール型やHSPA+対応など多彩なモデム
同社の端末製品の中で主力となるUSBモデムもバリエーションに富んだ製品が展示されていた。サッカーボールというユニークな形状をした「E2010」はワールドカップサッカー限定モデル。南アフリカで発売される予定とのことだ。また無線LANとHSPAを内蔵した無線ルーター「E5 II」は、既存のE5820の改良モデル。日本のイーモバイルから発売されているPocket Wi-Fiのディスプレイ表示方法を取り入れたとのこと。また「E583C」はHSPA 2100/1900/900MHzの3バンドに対応している。そして発売前のモデルとして、42MbpsのDC HSPA+に対応した「E372」、LTE DL100/UL50MbpsとHSPA+に対応しハンドオーバーも可能な高速モデム「E398」なども展示されていた。