怒涛の「2nd STAGE」へ!
休憩を挟んでスタートした第二部「2nd STAGE」のトップバッターは、白いスーツ姿が凛々しいAyumu。PC『うみねこのなく頃に散 Episode5』の主題歌「オカルティクスの魔女」を、白いマイクスタンドを振り回しながら、男前(?)に歌い上げる。今回の曲はソロ曲だが、普段は「Zwei【ヅヴァイ】」のボーカリストとして活躍するAyumu。観客とお約束の「わっしょい」の掛け合いを楽しんで、ステージを後にした。
「テレビ番組」というお題に対して「NHK教育テレビが好きになりました」と語るAyumu。「ぱぴぷぺぽっけ」発言に、「Ayumuさんの口からそんな言葉が出るとは」という間島に対して、「私も言うとは思ってなかった(笑)」(Ayumu) |
続くKiccoはTVアニメ『タユタマ』のOPテーマ「The fine every day」、PC『タユタマファンディスク』のOPテーマ「情熱のウォブル」、PC『タユタマ』のOPテーマ「瞬間スプライン」という、「タユタマ」三連発を一気に歌い上げる。
ここで、5pb.より10月15日に発売されたXbox 360『STEINS;GATE』のムービーがスクリーンに映し出され、それに続いて再びステージに登場したいとうかなこがOPテーマ「スカイクラッドの観測者」を披露。そのまま、『STEINS;GATE』のトークコーナーへと突入した。トークコーナーにはゲストとして、牧瀬紅莉栖役の今井麻美、椎名まゆり役の花澤香菜、フェイリス・ニャンニャン役の桃井はるこ、桐生萌郁役の後藤沙緒里といった声優陣がステージに登場。「名言集」ということで、作中のシーンが上映される中、自分が演じるキャラクターの役どころや収録時のエピソードなどが語られた。
『STEINS;GATE』のトークコーナーでは、牧瀬紅莉栖役の今井麻美、椎名まゆり役の花澤香菜、フェイリス・ニャンニャン役の桃井はるこ、桐生萌郁役の後藤沙緒里といった声優陣がステージに登場し、作品を振り返った |
『STEINS;GATE』コーナーの締めくくったのはファンタズム。FESの衣装で登場した榊原ゆいが、志倉千代丸をギターに従えて、EDテーマの「運命のファルファッラ」を披露する。さらにTVアニメ『カオスヘッド』のEDテーマ「磔のミサ」を歌い、荘厳にして神秘的なファンタズムワールドで会場を支配した。
続いてステージに登場したのは、元fripSideのボーカリストで、新たに音楽制作集団「DystopiaGround」としての活動をスタートしたnao。2010年発売予定のXbox 360/PS2『のーふぇいと!』の主題歌「from universe」と、naoの真骨頂ともいえる電波系ソング「ヒロイズムな愛故に」を披露する。同人音楽をメインフィールドとする「DystopiaGround」だけに、今年の冬コミでの活躍にも乞うご期待だ。
相変わらずの挙動不審さ(?)をみせるVelforest.だが、曲がスタートすると一変するのもいつものこと。Xbox 360/PS2『メモリーズオフ6 Nest Relation」のOPテーマ「Next Relation」と、「私の一生ものの曲になる」と語るPS2『Myself;Yourself それぞれのfinale』のOPテーマ「蒼黒のスピカ」の2曲を熱唱した。
スタートから4時間を経過しても、会場の熱気はヒートアップする一方。ステージには、佐野電磁プロデュースによるシンセサイザーユニット「DG-10」が登場する。赤、黄、緑の鮮やかな色合いに身を包まれたVCO・今井麻美、VCF・長谷川明子、VCA・又吉愛の3人が「KORG DS-10」によって奏でられるサウンドに合わせて、「シンセサイザーに恋して」「ハイスクールララバイ」の2曲を披露する。12月23日にはミニアルバムのリリースも予定されるなど、「DG-10」のさらなる活躍に注目しておきたい。
長丁場のライブもまさに終盤。ステージに「にゃっほー」と登場した野川さくらが、TVアニメ『アラド戦記~スラップアップパーティー~』から、「PARTY PLAY」と「塞塵のパンドラ」という新旧2曲のオープニングテーマを歌う。特に「PARTY PLAY」は、昨年の「Live 5pb. 2008」で初披露した楽曲だけに、野川自身の思い入れも強かったようだ。
そして「Live 5pb. 2009」のラストバッターとして登場したのはAsriel。TVアニメ『11eyes』のEDテーマ「Sequentia」、PS2『モノクローム・ファクター cross road』のOPテーマ「氷の月夜」、そしてTVアニメ『モノクローム・ファクター』のOPテーマ「Metamorphose」を一気に歌い上げ、「2nd STAGE」を締めくくった。