マイクロソフトの新OS「Windows 7」が解禁となる10月22日、日付が変わると同時に、秋葉原の店頭では一斉に深夜販売が開始された。期待の高さを反映してか、秋葉原では10を超えるショップが深夜販売に参加。"7"にちなんだ大特価の商品などもあり、電気街は大勢の人でごった返した。
秋葉原では先月もCore i5の深夜販売があったばかり。このときは、近隣住民の苦情により、警官が出動するという騒ぎになってしまったのだが、今回はなるべく騒音を出さないようショップ側が配慮したということもあり、イベントは何事もなく無事に終了した(筆者が見た限りでは)。
まずはオフィシャルイベント
Windows 7関連のイベントは、21日19時のカフェソラーレからスタート。これはWindows 7の正規代理店4社が主催したもので、いわば"オフィシャルイベント"と呼べるものだ。Intelの"神様"こと天野伸彦氏、AMDの"兄貴"こと土居憲太郎氏、"改造バカ"で知られるライターの高橋敏也氏など、業界の各氏によるセッションが行われた。
カフェソラーレはもともとイベント会場としては広くない場所なのだが、それにしてもひどい大混雑で、講演者が全く見えない状況。ちょっと取材できるような状況ではなかったので、申し訳ないが写真で雰囲気だけ掴んでもらえればと思う。
そのころショップ前では…
深夜販売を行うショップでは、一旦通常営業を終わらせてから、21~22時に再度オープンするところが多い。特価販売を目当てに、長い行列ができていたショップもあった。
TSUKUMO eX.には、20時半ころの段階で、すでに100人程度の行列ができていた。先頭の男性は、なんと開店した午前10時から並んでいたという。ちなみにこの男性、Windows 95のときから、OSの深夜販売のときには全て先頭を制したという強者である(ただしHome Serverは除く)。今回は、同ショップの特典である"ツクモたん"袋が目当てだったとか。
ソフマップのリユース総合館には、21時の再オープン前に200名ほどの行列が確認できた。先頭の男性は、16時に特価品リストが公開されてすぐに並んだそうで、欲しかったCore i7-920とP6Tが買えそうとあってホクホク顔。
そのほか、T-ZONE PC DIY SHOPの特価販売や、クレバリー2号店の抽選会などでも長い行列ができていた。正確ではないが、秋葉原だけで、ざっと計算しても500人以上が行列に並んでいたものと思われる。