トークパートについて
平田「まだ全部聴いていないので、最後のところはどうなっているんだろうって気になりますね(笑)」
たかはし「私たちの場合、アイドルマスターというコンテンツがとても長いので、収録時でもそれ以外でも、みんな仲良しだったりするんですよ。宏美ともすごく普段からいろいろなことをこぼしたり……、私が一方的にこぼしているんですけどね(笑)。いろいろな話を聴いてくださる方なので、この収録のときは久しぶりに会ったのですが、ちょっと話があるんだよっていって、全然収録の雰囲気じゃなくなっていてですね……」
平田「相談窓口だったよね(笑)」
たかはし「トークバックがあがっているのにも関わらず、『そういうのも大事だよね、生活とかもあるし』とか『そうだよね、わかるわかる』とかいいながら(笑)。『やりますよー』とかいわれて、『あれ、今日はなんだっけ、あ、セリフだ』みたいな、そんな空気だったんですよ。すごく彼女には癒されているので、今回のCDで一緒だったのは、本当によかったし、うれしかったです」
「MASTER SPECIAL 05」のセールスポイント
平田「表紙の絵だけを見ると、カッコいい系の曲ばかりが詰まっているのかなって思うのですが、本当に曲のバリエーションがたくさんあって、一キャラに二度、三度くらいもおいしいところがいっぱいあるよって感じですね。さらにトークの部分では、『この挑戦は私たちの声優人生を縮めるのか、伸ばすのか……、伸ばしてほしいな』みたいな、ちょっとした挑戦ではないですけど、やっちゃったかなっていうくらいになっていまして、私怖くてまだ聴いてないんですよ(笑)。収録ではちょっとお腹が痛くなるくらい、緊張とかではなくて、本当に肺活量がキツいんだよ、みたいなこともいろいろあったのですが(笑)、本当に智秋ちゃんと楽しく演じられて、そんな風景も入り込んでいるCDになっていると思います。なので、贅沢いったら3枚くらい、いっちゃってください(笑)。7月1日に発売されますので、ぜひぜひ購入して聴いていただけたらうれしいです」
たかはし「アイドルマスターは、可愛らしく、キャピっとした感じから、年を経ていくごとに、どんどんどんどんジャケも進化し、中の音も時代にあったアレンジになっている。だから、アイドルマスターは、昇り調子で注目されていくコンテンツになっていると思います。その創意工夫などが、このCDにたくさん詰まっております。なので、これもいいですけど、次も楽しみですね。『アイドルマスターは次に何をやってくれるんだろう』って(笑)。今回のCDは、ジャケにもすごく力が入っているので、ジャケ買いもあると思います。こんなあずささん、こんな真君、(真のイラストを指差して)ここだって羽根がついているんですよ」
平田「え、そこなの?」
たかはし「橋幸夫さんの『メキシカンロック』以来じゃないですか? こういったものにも、ひとつひとつ力が入っておりますので、ぜひこちらを、兄弟がいらっしゃる方は兄弟に、そしてご両親に、親戚にとどんどんどんどんプレゼントしてあげて、そしてその親戚がまた誰かにプレゼントっていう感じで、『アイマス』を、そして『MASTER SPECIAL 05』をガンガン盛り上げていっていただきたいと思います。みなさん、よろしくお願いします」
4th ANNIVERSARY ライブの感想
平田「本来私は、大阪があって東京があるって感じだったのですが、今回大阪が延期になってしまったので、東京から初参加という形になりました。久しぶりにプロデューサーの皆さんと会って、3,000人規模の会場で皆さんを前にしてソロ2曲を歌うというのは、やはりすごく緊張しましたね。新曲の『自転車』はラジオで少しだけ流れていたのですが、流れていない部分、Dメロとかは皆さん知らない状態だったので、この歌を聴いて皆さんが楽しんでいただけるのかなっていう不安が最初はありました。でも、最初の音が流れた瞬間に皆さんが盛り上がってくれて、そういう不安もなくすごく楽しく歌えたので、本当に今回出演できてよかったなって思っています」
たかはし「私はレコーディングから一週間も経たないうちにライブということで、とにかく『Mythmaker』に集中させていただいたんですよ。曲もさることながら、見せ方もキチッとカッコよくやりたいなと思っていたので、歩き方や目線、手のやり場などに気をつけながら、『伝説の人』というのに恥じないように歌いました。あと、若林さんと歌わせていただいた『シャララ』という曲は、律子さんとあずささんのデュエットということで、皆さんの中でも注目度の高い歌だったのですが、そちらも初披露だったんですね。『シャララ』の世界観というと、やっぱり"恋バナ"を夜中にしているガールズトークみたいな印象があったので、若林さんと相談して、『パジャマパーティーで寝る前に2人で話をしている』『修学旅行の夜にみんなで好きな子だーれ、みたいに話している』といった、女の子の可愛らしさとかふわふわしたところ、女の子のワクワクした、恋に恋しちゃってるみたいなイメージを出したいなと思って、衣装をパジャマで揃えました。あとパジャマは着替えが楽なので(笑)。たくさん出演者がいると、1グループの時間は限られてしまうので、それを短縮するためには着替えが楽なほうがいいんですよ。ライブでは、『Mythmaker』『隣に…』そして『シャララ』を歌わせていただいたのですが、全部世界観がちがう歌なので、役者としても、演者としても歌い甲斐があり、やりがいがありましたね。3曲とも世界観がはっきりしているので、すごく役者冥利につきるという感じで、次も機会があればもっと頑張りたいなと思わせてくれる、いろんなことを教えてくれたライブでした」
――平田さんは沼倉さんと髪型をあわせたんですか?
平田「あ、そうだ。忘れちゃいけなかったですね。私の相方は沼倉さんだったのですが、イメージ的に、沼倉さんが私より身長が高いので、できるだけあわせたかったんですよ。『Relations』を一緒に歌うことになっていて、自分一人が低いのはちょっと嫌だったので、できるだけあわせようと思って。ブーツ以外でできることといえば、頭を盛ることしか何も考えられなかったんですが、そうしたら沼倉も盛ったから、大変なことになりました(笑)」
たかはし「『宏美さん、あわせます』ってね(笑)」
平田「『こらー』みたいな(笑)。そうじゃないよ、私の意図は。どちらかといえば抜かしたかったのにって思ったのですが、結果的にはいい感じに可愛くなっていたので、まあいいかなって思いました。『Relations』をライブで歌ったのは今回が初めてだったのですが、新しい曲がどんどん出てくる中、そういった昔の曲を入れてくるという『アイドルマスター』の世界観が好きですね。やはりそういう昔の歌も大事にして、今後またライブがあれば歌っていきたいので、またいい機会があればいいなと思っています」