続いて行われたのが「アフレココーナー」。まずはゲーム内のシナリオを生アフレコで披露。ゲームのシーンが生で、しかも目前で演じられたとあって、2,000人のファンからは大きな歓声が上がった。しかし、それで終わらないのが「バサラ祭」。今度は現在放送中のTVアニメの名シーンを生アフレコで再現するという企画では、キャストをシャッフルしての挑戦となった。
シャッフルアフレコの最初は、真田幸村と武田信玄が殴り合うシーン。真田幸村を中井、武田信玄を森川、佐助を中原がそれぞれ担当した。そして続いては、伊達政宗と真田幸村の初対決シーン。こちらは伊達政宗を森田、真田幸村を石野、片倉小十郎を中原が担当。
政宗を大川、幸村を藤原、小十郎をふたたび中原が担当して、政宗と幸村の初対決シーンをもう一度。本物に似せたり、オリジナリティ満点で演じたり、各声優陣がさまざまな工夫をこらしての熱演に会場は大熱狂。特に各シーンに登場した真田幸村については、演者たちが遊び放題(?)で、この日一番ともいえる盛り上がりとなった。
最後のコーナーとなったのが「カプセルトーク」。これは、五百円と百円のカプセルマシン、いわゆるガチャガチャから出てきたカプセルに入っているお題に答えるというもので、このコーナーのポイントは自腹での挑戦となったところ。五百円のほうがやさしいお題となるが……。
まず最初は森田成一。「こういうときに百円玉しかない……」と百円のカプセルマシンに挑戦したところ、お題は「自分のキャラクターの家紋を記憶を頼りに描いてください」。
続く大川透は、「金で解決できることは金で解決する」と五百円玉を投下。お題は「戦国時代にタイムスリップしたらどうしますか?」。大川の答えは「せっかくだから、各地のお城めぐりでもします」。
石野も「俺も金で解決する」といいつつも手持ちがなく、結局百円のカプセルマシンに。お題は「自分のキャラクターになりきってBASARAの思い出話」。「いつも野郎どもが俺のまわりにはいるんだけどさ、どういうわけだか、今回(『戦国BASARA バトルヒーローズ』)は野郎どもがいねぇんだよ」と元親になりきって語ると、会場の数少ない男性からの「兄貴コール」。「そこにいたのか。どうしてバトルヒーローズにでてこねぇんだ、おめぇ」と笑顔を見せつつ、「いつも兄貴コールを受けて戦場を行き交っているので、それがないと調子が出ないんだよなぁ」。
続く中井は「ポケットに五百円しか入ってない」と五百円玉のカプセルマシン。出てきたお題は「保志総一朗からのビデオレター」。今回のイベントでは、要所要所でビデオレターが公開され、ここまでにオープニングテーマを担当する「abingdon boys school」とエンディングテーマを担当する「OLIVIA」からのビデオレターが紹介されていた。保志は映像の中で、「これを引き当てたのは中井さんでしょ」とずばり的中。「アニメのアフレコ現場では、ガチガチと戦うバトルものなので、やっぱりみなさん死にものぐるいでやっているんですけど」とのコメントに、大川が「お前がな」との突っ込みを入れると会場は大爆笑。そのほか、幸村と信玄のやりとりを一人で熱演するなど、最後まで大いに会場をわかせるビデオレターとなった。
百円しか持ってないという森川へのお題は「自分のキャラクターの新しい第七武器を考えてください」。森川の考案した武器は下の写真をチェックしてほしい……。
中原は「昼の部で百円だったんですよ」といいながら五百円のカプセルマシンに。「『戦国BASARA』で驚いたシーンやセリフを教えてください」というお題に対して、「やはり、サンデー毛利には驚きましたね」と回答。「友達がいないんで、やはり宗教に走ったのかな。心の拠りどころをザビーに突かれて……」。
最後の藤原は、百円と五百円を迷いつつ、結局は五百円。お題は「プレゼント抽選会」で、先に行われたトーナメントの賞品を来場者にプレゼントするというものとなった。
2時間にわたって繰り広げられた「バサラ祭」だが、まさに宴もたけなわといったところで、残念ながら終了。イベントの最後には小林プロデューサーから「戦国BASARA」の舞台化と「戦国BASARA 伊達軍ツアー」の決定が発表された。これらの詳細については、あらためて紹介する予定だ。
ゲームタイトル | 戦国BASARA バトルヒーローズ |
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対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
ジャンル | チームバトルアクション |
発売日 | 2009年4月9日 (発売中) |
価格 | 5,940円 |
B (12才以上対象) |
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