米Sonyは、CES 2009の開幕を控えた米ラスベガスでプレスカンファレンスを開催し、極小ポケットサイズのノートPC「VAIO P」を発表した。ポケットにも入るという封筒サイズの極小ボディで、重量も1.4ポンド(約635g)と超軽量だ。CPUはInte Atom Z520(1.33GHz)、OSはWindows Vista。

米SonyのPresident & COO、Stan Glasgow氏がCES 2009の前日プレスカンファレンスで「VAIO P」を発表。同氏が手に持っている"薄い物体"が「VAIO P」だ

本体サイズは約W245×H19.8×D120mmで、横幅と奥行きはよくダイレクトメールに使われている封筒とほぼ同じ大きさ。液晶ディスプレイは8インチだが、解像度は1,600×768ドットと非常に高い。

封筒サイズでポケットにも入るという「VAIO P」

液晶ディスプレイは8インチサイズだが解像度が非常に高い

ストレージはモデルによってSSDもしくはHDDを搭載。ネットワーク機能は無線LAN(3G/802.11n)、有線LAN、Bluetooth。ほか、GPSも内蔵しているそうだ。本体のカラーバリエーションはグリーンレッド、エメラルドグリーン、オニキスブラック、クリスタルホワイト、クラシックブラックの5色がアナウンスされている。

重量も600g台の超軽量。カバンに入れても、飲み物を持ち歩くのと変わらない感覚だろう

キーピッチが広めにとってあり、通常サイズのノートPCの感覚でタッチできる

横から。薄さもかなりのものだ

裏側。バッテリは背面側に装着されている

米市場では明日より米SonyStyleを通して発売を開始し、1月中に店頭販売が始まる。なお、仕様面の詳細情報および、日本国内向け展開の情報などは追って掲載する。続報をお待ちいただきたい。

同カンファレンスでは、ウェアラブル型(左)や、タッチスクリーン型(右)のウォークマンなども。このあたりは別記事で

追記 : 国内発表の記事を掲載 (2009/01/08 12:00)
ソニー、Atom搭載の極小ポケットスタイルPC「VAIO type P」
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/01/08/008/