できればウォーリーの帽子を被ってほしかった、と思ったのは僕だけではないはず

俳優の草刈正雄。

え、なんで? と思われるかもしれませんが、今回草刈は『ウォーリー』に登場する艦長の吹き替えを担当しているんですね。ちなみにこの艦長、体重が180キロぐらいある巨漢らしく、それに合わせて重みのある声を出したほうがいいのかと草刈の方から提案したのですが、いろいろと話し合った結果、そのままの声でいこうということになったのだとか。アニメのアフレコは初挑戦とのことなので、どんな風になっているのか楽しみです。

そして、ジャパンプレミア終了後の山口、宮迫には記者からたくさんの質問が。

二人の帽子はそれぞれ「WALL・G」「WALL・M」と記された特別製だということも判明!(GとMは二人の頭文字)

『ウォーリー』がロボットの初恋の物語ということで、自身の初恋の体験談を聞かれた二人。

まず山口が「面白くないと思うんですけど」と前置きして、「小学校3年か4年のとき学級委員の子が好きでしたね。学級文庫の本を読んで、ってその子が言うんですよ。あ、(学校に)学級文庫の本っていうのがあってね。それで学級文庫の本を読んで、ってその子が……」と照れまくりながら話し、これに宮迫が「ぐっさん、もう学級文庫の話はええから!」とツッコむ場面も。

一方の宮迫の初恋はというと、「小学校4年生から高校に入るまでずっと同じ人が好きだったんですけど、当時僕は人見知りで女の子と喋れなかったので、飼ってた金魚に同じ名前をつけたら、次の日に死んでしまって。絶対この恋叶わないな、と(笑)」ということで、かなりピュア(?)な青春時代を送っていたようです。

山口「先ほどからウォーリーの中に入られているめだかさんにご挨拶を」宮迫「なんでやねん!」と息ぴったりのかけ合いで記者も爆笑!

また、ウォーリーと友だちになって一緒に何がやりたいか、という質問には、宮迫が「お互い子供がいるので、家族一緒にウォーリーと遊べたら最高ですね」と答え、山口は「ウォーリーを外に連れていってみたいですね。日本の街を見せてあげたいです」と、ここでは二人とも家族を持つ父親の顔を見せていました。

めったにない組み合わせ。超レアな4ショットです

いよいよ12月5日(金)に公開される『ウォーリー』。

映画の見所について宮迫は「心が温かくなり、メッセージ性もある最高の映画です」と述べ、山口も「中に出てくる人間が、技術が進歩しすぎてて、あかんと思いましたね。ロボットが本当に必要な愛や優しさや思いやりを教えてくれる映画です」と太鼓判。

この冬、見逃せない一本になりそうです。

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