日々、国産農畜産物の美味しい食べ方を日々ツイートするJA全農 広報部(@zennoh_food)の公式Twitterアカウント。この6月には、Twitterで話題になった食材の豆知識をさらに詳しく読める書籍『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA刊)も発刊しました。

今回、こちらの書籍より、夏に美味しい野菜の食べ方をピックアップして紹介します。

第4回は、「とうもろこし」です。

甘いとうもろこしの芯はうまみの宝庫なので捨てないでね

皮付きのとうもろこしの甘み、はちきれんばかりの実の食感は青果じゃなければ味わえません。

ゆでたり焼いたりしてかぶりつくのが最高ですが、削ぎ落とした実を料理にするのも楽しいもの。

芯の部分に濃いうまみがあるので、ご飯といっしょに炊き込むと、まるごとのとうもろこしでしか味わえない絶品になります。

最近では生のヤングコーンもスーパーに出回り、皮ごと焼くと筆舌に尽し難い口福です。

  • 『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA刊)より引用

旬の時期

6~8月。夏が近づくとともにとうもろこしのシーズン到来。

こう選ぶ

  • ひげがふさふさして茶褐色によく枯れている。
  • 頭部までふっくらと太い。
  • 密な手応えでずっしりとしている。
  • 皮の表面や軸の切り口がみずみずしい。

新鮮さが命なので、乾いた感じがするのはNG。皮を全部むいてあるものもおすすめしない。

保存方法

すぐゆでること。収穫後、みるみる鮮度が落ちるので、買ったらすぐにゆでるのが原則。保存するならゆでてから実をはずして金属トレイなどに広げ、急速に冷凍にするといい。

料理家さんのレシピ 生のコーンだから出せる季節感「とうもろこしのかき揚げ」

  • 『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA刊)より引用

[2人分]とうもろこしは実を切り落として正味約150gを用意する(1本分)。てんぷら粉小さじ3を振り、てんぷら粉1/3カップと水1/3カップを合わせた衣に入れ、さっくり混ぜる。中温の揚げ油にスプーンですくって落とし入れ、からりと揚げる。

※油の温度は菜箸を入れてみて、大きめの泡がゆっくり浮かんでくるくらい。

料理家さんのレシピ 必ず芯を入れて炊いてください!「とうもろこしご飯」

  • 『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』(KADOKAWA刊)より引用

※レシピ・アドバイス 岩崎啓子(※崎はたつさき)

広報部さんのつぶやき「とうもろこしの手軽な食べ方2つ」

とうもろこしは、最後の1層の皮を残して電子レンジで加熱してもOKなのでお試しを。皮で蒸すような感じで、うまみが逃げず、ゆでるより濃厚。オーブントースターでこんがり焼くのも香ばしくてよき!

書籍『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』

さっそく今日の献立にも使える!野菜の便利帳。大人気公式Twitterの食材豆知識をもっと詳しく!

  • キャベツは刻まず4分の1カット蒸し
  • 小松菜は凍らせて調理するのが便利
  • トマトはお尻においしさの秘密あり
  • ブロッコリーは丸ごとチン!
  • にらは醤油に漬けて白飯のお供に…etc.

農産物のプロJA全農 広報部(@zennoh_food)直伝! 今すぐ使える野菜のティップス。