女の戦いって、一見わかりずらいものですが、あると思います。直接的ではなく、ひしひしと感じたりするわけですが。例えばデビューしたてのころ、番組をやっていてかわいい方がいらっしゃったりすると、「かわいい。ふんっ!」と思うわけです。完璧に相手側の方のほうが、スタイルも顔も才能も上手な感じがする。でも負けていられない。いや、負けたら終わりだ!……なんて思っていた時期がありました。
そんなときはどうしたか。自分なりの解決法がありました。その方法とは、「相手よりひとつでも自分がイイと思うところをみつける」こと。はっきり言って相手側の方はこちらを全然意識していないにもかかわらず、こっちは勝手にひとりで「ふん!」と嫉妬し「私のここはすごいんだ!」と考えたり……我ながら忙しい毎日を送っていたなぁと思います。
今は? ですか。あまりそういう面倒くさい(?)感情はだいぶ減ったと思います。どちらかといえば、「もうここまで来たんだから、相手がどうこうよりも、自分がどうなのかを考える」、そんな思考回路になってきたのではないでしょうか。そんななか、久々に「女の戦い」を自宅で見ることになりました。ウチには私を含め、女子があとふたりいます。もうすぐ7歳になるミニチュアダックスのパウア(ママ)と、同じくミニチュアダックスのプウア(娘、1歳)です。なんとこのふたりの壮絶な戦いが先週ありました。
パウア(ママ)。女子7歳 |
プウア(娘)。女子1歳 |
以前も喧嘩をする時期はあったのですが、最近は小康状態になっていたので安心していたのですが、もう一匹の娘・パティが遊びに来ているときにそれは起こりました。パウアとパティがちょうどじゃれあっているときだったのでしょうか、どうして喧嘩に火がついたのかはわかりませんが、いきなり、パウアとプウアが取っ組み合いの大喧嘩に! いつもはかわいい室内犬なのに、このときばかりは般若みたいな顔になり、野生動物そのものでした。その結果、娘のプウアは血だらけになり、目は充血、目の上からは血がこぼれていました。
もう一匹の娘・パティはちょうど遊びに来ていただけで、そういう喧嘩はしたことがなく、驚いて一度だけ喧嘩中に「ワン!」と叫んでいました。多分「止めて!」って言ったんじゃないかなあ。そして数日後、喧嘩傷も治ってるかなぁと朝見ると、プウアがお岩さんみたいになっている!! 噛まれた傷からバイ菌が入ったらしく、急いで病院へ。
病院の先生「あーら。なんでまた喧嘩? 大体ね、喧嘩してウチに来るのは女ばっかりなのよぉ」
由美「そうなんですか? 男の子ワンコはあんまりないですか?」
病院の先生「そうねぇ。喧嘩はあっても、それで終わっておとなしいものよ。それに加え、女子同士の喧嘩ってすさまじく、一度やってもずーっとまた喧嘩してたりね。しかもすごい喧嘩になるのよねぇ。権力争いっていうのがあるんだろうけど、パウアに負けてもまた今度こそ勝つわ!
ってプウアが仕掛けるんでしょう。早く上下関係が決まれば、もうそんなこともだいぶなくなってくると思うけど」
なるほど。確かに!! 普通にお散歩しておとなしい子はみんな男子。やんちゃな子はいても喧嘩にはなりません。なのでいつも気にしてるのは女子のワンコ。つい「女の子ですか?」って聞いて、「女の子です。」って言われると、気が強そうな子の場合、すごく気にしてリードを引っ張ってしまいます。
元々うちのパウアも気が強いので、よその子と喧嘩にでもなったらと、つい心配したりします。相手が男子の場合は、まったくと言っていいほど喧嘩にはならないので、安心している感じです。で、思ったんです。ワンコの世界ってわかりやすい! って。そしてワンコの世界も人間の世界でも「女の戦い」っていうのはあるのかも? と、女子ワンコを見てハタと思ったのでした(笑)。
そうそう、話は変わりますが週末は毎回怒られつつ"ジェンベ教室"に行ってきました。月に一度の教室ですが、毎回ジェンベの難しいながらも楽しいリズムに集中して叩くのは楽しいですよ♪
アフリカンなリズムや、ダンスって特に気にしたことはなかったのですが、これは始めたら奥深く、リズムのセンスを磨くのにはばっちりです。むずかしくて、全然できていないですけど(笑)。では、また次週お会いしましょう。
See you soon love xx.
ジェンベ教室にて、わたる先生とお友達めぐちゃんと♪ めぐちゃんはジェンベセンスあるっぽいです。それに比べてアーティストな私は…… |
こちらが私が作詞しました、アニメ『モノクロームファクター』エンディングテーマ「AWAKE~僕のすべて~」です。よかったらぜひ聴いてみてくださぁい |