気がつけば10月に入りましたが、2007年もあと3カ月って知ってましたか?

あと3カ月って思うと、自分勉強ができてなぁい? なんて焦ってしまいます。ということで、せっかく秋ですし、読書をしたりして自分の引き出しを増やしたいな! なんて思いつき、読書な日々を送っている私です。

ここで質問。みなさんはどれくらい読書するものなんですか? いつも読んでいる本はありますか? 小説や漫画などいろいろだと思いますが、私といえば最近は瀬戸内寂聴さんの自伝1,2を読んだり、ガウディの建築の本だったり、林真理子さんなんかも大好きで読んだりします。最近、未読の本がなくなり、昨日買いに行ってきましたぁ。今は家にいてもアマゾンなどで本が買える時代ですからね、本屋さんへ行かなくてもいいんですが、イマイチどんな本が欲しいのかわからなくて、やはり本屋さんで購入しました。

町田さんと、リリィさんの本であります

今回のテーマは「癒し系の本で、眠る前などにベッドで安らげるものを」というテーマだったのに、買ってきた本のタイトルを見て思わず笑っちゃいました。私のイメージでは柔らかいタイトル、かわいいタイトル、そんなイメージが欲しかったはずなのに、『ボロボになった人へ』と『人生を救え!』という2タイトルを買っていました(笑)。

そんなにシュールな気分じゃなかったんですけど、欲していたんでしょうか(笑)。でもこれ、まだ読み終えてないのでわかりませんが、一般的なタイトルのイメージとは違う気がします。だって、リリー・フランキーさんと、私の大好きな町田康さんですよ。お二方ともちょっぴり変人? いや、真面目にふざけてる感じがたまらなく好きな方々です。昨夜はペラペラっと町田さんの『人生を救え!』を読んだのですが、夜中にひとり吹き出していましたよぉ。でも納得! みたいな。読書の秋ですし、みなさんのおすすめ本がありましたら、ぜひ教えてくださぁい♪

さて夢のお話の続き

先日、ネットでエヴァンゲリオンの動画を見ていたのですが、やはり主題歌が流れると嬉しくなって歌っちゃうものなんですね♪ このエヴァンゲリオンの後に放送されたのが、私が歌わせていただいた『機動戦艦ナデシコ』だったので、なんだかあの頃をまた思い出していました。ナデシコを見ながら、どこかで誰かが一緒に主題歌歌ってくれてるのかなぁ、なぁんて思いつつ、当時の私はそんなことを想像する余裕もないぐらい緊張や、慣れない中でのレコーディングで、決して完璧とは言えないものでした。

けれど、今聴くとそのなんだかわからないパワーや初々しさに、11年後の今の私も勇気づけられているなんて不思議なものですね。あのときは事務所の方々も驚いていらっしゃいましたが、モデル時代から何かと問題を起こしていた私でしたので、「あ、やっぱり由美が何かしたのね」ぐらいだったんでしょうか。その証拠にナデシコの主題歌が出た後も、お仕事的にはしばらく変わりませんでした。

なんせ自身の名前さえモデル時代はYUMIからスタートし、由実になり、デビューで急いでいたこともありフルネームでってことで急遽名字をつけて、最初のナデシコは松澤由実名義にしたぐらい。ところがその後、事務所の常務が姓名判断をしてみたら「由実だとクレイジーな人になる」と出てしまい、本名の由美だと「暴力的で芸能界向き」と出たらしく……。暴力的らしいが、芸能界向きならそっちのほうがいいということで、改めて松澤由美になったのでした。

私、暴力的だったんでしょうか? 今思うと、んー、あるとすれば若かりし頃の言葉のそれだったんでしょうか(笑)。謎のままです。ナデシコデビューの後もモデルとしてしばらくお仕事をしていましたが、あるとき、"松澤由美"としてラジオ番組にも呼ばれるようになりました。ここでも何かとやらかしています。

今なら本当に考えられないことですし、もし私がマネージャーならば「こらぁ~! 何考えてんのぉ~!!」と、怒っていたことでしょう。当時の私は、放し飼い状態のモデルちゃんであり、一般常識もあまり知らず、芸能界でお仕事をしている意識というものがあまりなく、「お仕事=好きなこと=好きにしてよし」だと思っていました。なので、初めてニッポン放送に呼ばれた日、みんなに話していました。

由美「ニッポン放送だよぉ、あのオールナイトニッポンとか生放送してるとこだよぉ」
友達「いいなぁ~! 芸能人のだれだれとかいるんじゃない? いっつもお風呂入りながらオールナイトニッポン聴いてるもん! いいなぁ、いいなぁ~」
由美「あ、そんなに見たいなら一緒に行こうよ、行こう~!」
友達「えー! いいのぉ~!? やったぁ~!!」

……いいわけないです! 今なら言える!! お仕事じゃない方は普通、局内へは入れません(笑)。そんなわけで、お仕事に行くにも関わらず、局前には私と緊張バリバリのお友達数名……もれなくマネージャーに怒られました(笑)。

由美「なんでぇ~、なんでぇ~? いいじゃ~ん」

多分、そんな感じだったと思います。当時お世話になっていたMマネージャーは、これから放送本番だというのに由美が凹んでしまったら、と思ってくださったのでしょう。「まったく由美はしょうがないなぁ」という感じで、ニッポン放送のスタッフの方々をはじめ、いろんな方に連絡をしてくださり、ようやく私の友達はその日特別に局の中へ入れてもらことができました。

何度も言うように、お仕事(局内)にお友達を勝手に連れて行ってはいけません(笑)。その後はご想像のとおり、お友達は「へぇ」とか「すごぉ~い」とかキャッキャ言いながら大喜びでしたよ。だからお仕事ですからぁ……あぁ、今思うと本当に感謝しなければいけないことがいっぱいありますね。Mマネージャー、今また気づきました。ありがとうございました。ではそんな夢の珍道中は、また次週お話していきたいと思います。
See you soon love xx.