『機動戦艦ナデシコ』のオーディションに合格したけれど……

8月23日にGyaOジョッキーの生放送がありました。遠藤(正明)兄ちゃん、ダニー(きただにひろし)兄ちゃんと一緒でしたよ♪

由美「最近暑かったので、クーラー入れていたら喉の調子があんまり良くないんですよぉ」
遠藤兄ちゃん「え? 松澤、クーラー付けてるの? アーティストは、みんなクーラーなんか付けないぞ!」
ダニー兄ちゃん「そうだよ、クーラーはだめだよ。わしは家では汗だくで、日に何度シャワー浴びてるか! ってぐらい」

えぇ～!? アーティストってクーラー付けなかったんですか? そう言われてみれば一応、私も気をつけていたのですが、熱帯夜、猛暑の日は28℃～29℃に設定したクーラー+扇風機にしていましたぁ。そんなわけで兄ちゃん達の教えどおり、クーラーなしを実行。そうしたら……喉の調子が良くなりましたぁ!! やはり乾燥もするし、体調の良さを考えると扇風機で乗り切るのが、体的にも喉的にも良かったです。ありがとうございます。

ちなみに、それでも「アーティストはみんな」というのは本当? って半信半疑でしたので(遠藤兄ちゃんしゅみませんw)、たまたまダニー兄ちゃんのバースデーライブへ駆けつけていたサイキックラバーのYOFFYさんにも聞いてみました。

由美「あの、部屋でクーラー付けます?」
YOFFさん「暑いけど扇風機にしてるよぉ。それでも乾燥したらまずいから、加湿器もね!」

あ。みんなアーティストだった(笑)。これを読んでるアーティストのみなさん、クーラーはノンノンですよぉ☆(もう知ってるかぁ……本当に暑い日はちょっとだけ、クーラーをどうぞ)。そして、アーティストじゃないみなさんも喉って大事で、ここを乾燥したり、バイ菌が入ると風邪なんかも引いちゃったりすることがあるので、うがいをしたり、乾燥しないように気をつけてくださいね☆

あと風邪といえば、ジャンクフードばかりな生活も気をつけてください。うちのマネージャーひとりのデータによると(ひとりのデータなので全然確証はありませんが)、仕事が忙しくてジャンクフードばかり食べていると、風邪を引きやすい気がするとのことです。まぁ、忙しいから体が疲れて、免疫力が低下するのが一番の原因だと思われますが、食べ物って大事ですね。

私の好きな食べ物の基本は「メタボな食事」かも。揚げ物、お肉、脂っこいもの、味の濃いもの、甘いもの。全体的にメタボでしょ(笑)。そして、今までなんともなかったものが、年齢とともに脂肪に変わるらしい。先日のアニマックスの特番(25日～26日放送)の前に、どうしてもすっきりしたくてヨガをしつつ、数日は濃厚な食べ物の摂取はなし。キノコかキャベツなディナーが続きました。収録当日、今まで言われたことなかったのに、いつもメークをしてくれるYちゃんから、

メークYちゃん「ねぇ、もしかして最近お肉とか食べてなかった?」
由美「なんで知ってるの? 部屋の中見てた?」
メークYちゃん「なんかね、肌が違うよ。キメがいつもより細かくなって、化粧崩れが少ないの」

と言われました。食べ物でこんなに違うんですね。番組終わったそばから濃厚なお食事を摂っていますが(ぶひぶひ)、体のお掃除の日があると、すっきりするんですね。発見でしたのでご報告でしたぁ。

夢のお話を

『機動戦艦ナデシコ』のオーディションに、先輩アーティストを含め、何人かうちの事務所からも受けさせていただきました。オーディション自体は急いでいたらしく、会ってオーディションではなく、テープオーディションで行われたのです。いわゆる声だけのオーディションだったんですね。なのに私はよかれと思い、勝手にラララに歌詞を書いてオーディションで歌いました(ラララが苦手だったので、言葉を書いて勝手に歌ってしまったのです)。

その後(だいぶ経って知ったのですが、歌詞を乗せた時点で、オーディション選考から外されていたそうです)、待てど暮らせどオーディション結果通知はなく、うちの事務所は全滅? って頃に"松澤由美 合格"のお知らせが!! マネージャーは大喜び! がしかし、2,000人所属する事務所ですし、まさかそんな人気になるアニメだとも知らず(当時は今ほどアニメ主題歌の人気がすごいなんて認知が薄い時代でしたから)、事務所のほかの方は、へぇ～そうなんだぁ、おめでとうレコーディングできて、って感じぐらいだったと思います。

そして、レコーディング当日を迎えるわけです。緊張ガタガタ。なんせ、CDになるレコーディングなんて初めてですし、『新世紀エヴァンゲリオン』のあの大月(俊倫)さんがスタジオにいらっしゃったのです。年齢のわりにはまったくもって子供だった私。知らない大人達やプロデューサーに圧倒されまくり。

そのときも「あ、あ、あ、あのぉ～、ヘッドホンどうやってするんですかぁ～?」。緊張のあまり、ヘッドホンのつけ方もわかりませんでした(笑)。現場スタッフの「ヘッドホンの(音の)返りどうですか?」の問いにも、「わかりません」と答えていた私(あ～あ)。そしてあのCDに収録されている私の歌ができたわけですが……。

ずーっと思っていました。なんで私に決まったのか? しかも、なんのアドバイスもない? なんでだろう?……なんでだと思います? 思わずプロデューサーの大月さんに聞いてみたのです。だって、どうやって歌ったらいいのかわからないじゃないですか! そうしたらこれまた衝撃的な答えが!! 次週またゆっくりお話したいと思います(笑)。
See you soon love xx.