家電王子や家電芸人などが続々登場している昨今は、「家電」ブーム。日々進化する家電、元々アナログ人間で電化製品の電池の取り外しなどという簡単な作業も「どうやってやるの?」と聞いてしまうぐらい、多分、能力は皆無に等しい私。だから極力、新しい家電には触れたくない、壊れなければそのまま使っていたい、とつい思いがち。
ところが世の中、魅力的な家電が次々に出現。もう半年前から気になってはいたけれど、私に扱えるのか? という思いで今まで先送りにしていましたが、「ホームベーカリー」なるものをこの度ようやく購入いたしました。そう、ここ数カ月前からよくパンを食べている私。毎朝の日課は「サンドイッチを作ること」になっていて、食パンの消費も1日おきに購入するほどでした。スーパーなどで売られている大手メーカーの食パンは、150円前後で買えるわけですが、美味しいパン屋さんのものになると、1斤350円前後したりしますよね。
それでもパン屋さんのパンのほうが美味しいものも多いわけで、購入機会が増え、それを1日おきに消費していくと「食パンビンボー」になりそう……という考えのもと、「できたてで美味しく、それでいて食材も安全なものを食べたい=手作り=ホームベーカリー」という図式ができあがりました。
さらに先日、お友達とランチをしているときに「ホームベーカリーが欲しいんだけどね」と会話したところ、ふたりともすでにホームベーカリーを購入していて、毎週焼いているとのこと。操作は至って簡単、とても美味しく、市販のものは食べられなくなる&経済的だということが判明(あくまでもふたりの感想ですよ)。ということで、早速その夜にネット通販で購入したのでした。
「操作は至って簡単」というところにピピーンときた私。友達いわく、ホームベーカリーだと1回につき100円程度でパン1斤が焼けるらしい。あとは食材やナッツなど、入れるものによっても変わってくると思いますが、まず初めは一番食べるであろう「食パン」にチャレンジ。説明書を読むと「ただ材料を計って入れるだけ」、以上。え? こんなに簡単でいいのだろうか? 強力粉、バター、塩、砂糖、水、スキムミルク。また、ドライイーストは別の挿入口が付いており、自動でドライイーストを投入してくれる仕組みになっていました。
なので、ドライイースト以外を全部ホームベーカリーに入れるだけです。私の場合、水のところを豆乳に替え、スキムミルクは入れずに焼いてみることに。しかし、できあがる途中の音がすごいと聞いていたので、夜中には焼かず、日中、リビングの床の上に置いてスイッチオン! しばらくすると、リビング中にパンの焼けるイイ匂いが立ち込めました。
なお、説明書に書いてありましたが、ホームベーカリーで焼き上がったパンはその瞬間に取り出さなければならないのです。スタートボタンを押すと、焼き上がりの時間が表示されるので、その時間はホームベーカリーの近くにいましょう、とのことでした。どうやらそのままフタを開けずに放っておくと、パンがしぼんでしまうのだとか。
なので、お出かけをしてもパンが焼ける時間帯には、そばにいなくてはいけないっていうのがちょっと気になるところですが、要は家にいるときに焼いてねってことなのでしょう。そして、「ピピピィ」という音とともに待ってました!! という気持ちでパンを取り出してみましたよ。水を豆乳に勝手に替えちゃったので、ちゃんと膨らんでいるのかな? って気になっていたのですが、キレイな色合いで焼き上がっていました。
嬉しくなって、すぐさま端を切って食べてみましたが、めっちゃ美味しい~!! なんでもっと早く購入しなかったのかと思ったほどでした。実は今回ホームベーカリーを購入した際、一緒にパン切り包丁も同時購入。さくさくのパンの端を切って食べた後、何枚切りにしようかな? と思いながら包丁を入れてみたのですが、焼きたてホヤホヤのパンは柔らかくてなかなか切れない。説明書を読むと「少し時間が経ってから切りましょう」と書いてありました。どれくらい時間経過したら切っていいのだろうかと考えた末、30分経過したかしないかで、またスライスにチャレンジ!
まだ中身は温かく、薄く切りたいのに柔らか過ぎて切れず、結局かなーり太いスライスに。しかも切りはじめは薄切りでも、半分から3倍ぐらいある太いスライスにまでなってしまい、かなりブサイクな食パンになってしまいました。そんなことをしていたので、4~5枚になってしまい(普段購入しているのは、6枚から10枚切りが多い)、焼いたパンは1日で食べ終わりました(笑)。経済的とは思いましたが、このまま太くしか切れない食パンだと、毎日焼かなくてはなりません。ですから次の課題は、「食パンを均等に切れるようになること!」となりました。それでは、また次週お会いしましょう。
See you soon love xx.
焼いてみました、豆乳食パン♪ |
若手作家さんの小皿をゲット。ぞうさんと、ラクダが描かれていてキュートです |