スピリチュアルな話

目に見えないものを信じますか? 私は元々スピリチュアル系の本を読んだり、実践してみたりするのが好きです。けれど、これってカタチになって「はいどうぞ」と見せられるものでもないので、共感する人にとっては感じるし、はたまたまったく信じていない人からすると、「あ、怪しいこと言ってるなぁ～」なんて思われたりするかもしれません。

なので、その手の話をするときは、相手を選んで話すのに限ります。割と女性ってスピリチュアル的なこと、風水などに興味を持っている人って多い気がします。私がまだ10代のころ、インテリアコーディネーターを目指して勉強をしていた時代(1990年代前半)は、インテリアの授業で「風水ではここは鬼門ですからよくないですね～」なんて先生の言葉を聞いて、「何それ?」ぐらいなものでした。それでも、風水的によくなかった家の間取りのために起きてしまったコワイ実話などを聞くたびに、「なんだかよくわかんないけど、コワイな」という感覚でした。

それでもそのころは、風水なんてものはプロ中のプロにしかわからないことなんだから、素人にはわかるまい! ぐらいな気持ちでしたし、どうすることもできないものとして認識。仮に何か起きちゃうことになったら、そのとき考えようと思っていました。確かにそのころにも「なんでここの物件って、すぐお店が入れ替わっちゃうんだろう」っていう場所がありました。今でも都内の人が集まる人気のスポットで、同じビル内でもその店舗だけは頻繁にお店が変わる場所ってあります。

まあ、何かあったときの神頼みとしての最終手段が風水だと当時は思っていましたが、ここ数年は「豊かにハッピーになりたい! できたら願いも叶えたい」思考から、風水などが一般的に認識されるようになりました。難しいことはできないけれども、誰にでも簡単にちょっと気にするだけで開運できるのであれば、それに越したことはないですよね。私もそれに乗っかって、結構その手の本を読んでいます。で、気づいて実践しているのが、「おそうじ」なんですよねー。

ん? なんで掃除なのって思いますよね、自分がいる環境を綺麗にすることから開運が開けていくそうです。いらないものを思い切って捨てたり、片付けることで妙にすっきりしちゃうんです。私の歌詞の中で、「テーブルに散らかっているものたちは私の心の中身～」みたいなことを書いたことがあったわけですが、自分のいる環境、部屋のごちゃごちゃは自分の心の現われでもあると。それでは逆に心をすっきりさせたいならば、まずはあ～だこうだ悩む前に、目の前を掃除してみると、あら不思議! 掃除する前よりもだいぶすっきりしてしまうんですね。

とは言っても、特に20代のころまでは物欲の塊のような私でしたので(そうゆう煩悩は消えちゃったわけではないですが)、かなりの所有物で埋め尽くされていましたし、放っておくとすぐにモノが増えていく。だから意識して、定期的に掃除をする習慣を作ることが大事なんだな、と最近ものすごく実感しています。

モノが溢れているよりも余裕がある部屋のほうが落ち着きますし、綺麗になると自身も嬉しくなって気分がいいですよ。そして気分がいいとその雰囲気が周りにも伝わって、同じ波動の人や出来事との出逢いがあるのかな? なんて思います。

なにはともあれ、掃除であれば引越ししたりしなくても誰にでもすぐにできることですから、ぜひすっきりしたい人はお試しあれです。すっきりしたいけど、気も滅入ってそんな気力もないよ! って人は、部屋の換気をするだけでも大分違いますよ。私はまず、朝目覚めたらリビングの窓を開けます。ちょいとこの時季は寒いですが、それでも新しい空気が入ってくると、寝ている間に出た汚れみたいなものが一掃されて、それだけでも清々しい気分になります。

朝の空気は都会でも澄んでいます。まだまだ煩悩の塊のような私ですが、そんなスピリチュアルな話はまだまだありますので、また聞いてください。それでは、また次週お会いしましょう。
See you soon love xx.