おっはモーニング。酒村です。ここ最近がっつり重めの油そばなどを食べてばかりだったので、そろそろライトなカップ麺も紹介しよう。

  • ゆっけ的には、ライト⁉なカップ麺、マルちゃん正麺「濃ニボ がっつり背脂」(写真:マイナビニュース)

言われてみれば自粛期間中のカップ麺連載「うどん→ラクサ→油そば」という並びで(笑) 「最早ラーメンとは? 」という問いを自分の中で持ちつつも、「カップ麺だし……まぁOK」という個人的判断で紹介していたので今回こそはラーメンだ。

その名もマルちゃん正麺の「濃ニボ がっつり背脂」。

「どこがライトやねん! 」というツッコミもありそうだが、煮干しなので個人的にはいつもよりはライトなのではないかと思っている。背脂はサブタイトルなのでノーカウントだ。がっつりという形容詞もスルーしてほしい。

私は最近猫の世話をしているので、どうも煮干しに反応してしまったようだ。昔から、自分の中では煮干し=猫のイメージがある。某OP「お魚くわえたドラ猫~」みたいな感じでいつしか脳内に刷り込まれていたのだ。ということもあり、今回は煮干しに行き着いたというわけだ。

かやくは4種類。前半戦にチャーシューやネギなどを投入し、後半戦に背脂を生成するフローだ。

完成直後はこんな感じに。背脂がスープの表面にたくさん浮かんでいる。スープはとろっとろで煮干しの香りが強い。濃いと記載されているだけある。

麺も箸で掴んだ瞬間から、しっかりもっちりさを感じられた。そこそこ麺の量が多いのでお腹いっぱいになりそうだ。結局この後、ニンニク味噌漬け一パックとからあげくんレッドを食べたことは伏せておく。

「しゃっけ、、、!!!(愛猫の名称)」

思わず麺をすすりスープを飲んだ時に発した一言。このカップ麺は、最愛の猫に対する愛情を改めて気付かせてくれる。隣で「何言ってんだこいつ」という目つきで猫に食べている姿を見られている。

とにかく、煮干しのことしか頭に浮かばないくらいに煮干し感が強い。背脂によるトロトロ感とネギやメンマのシャキシャキ感もアクセントになっていていい。

ひさしぶりに食べる煮干しラーメンだったからなのか、改めて煮干し系もいいなと再認識した。煮干しだとつけ麺などでよく食べていたな……。

自粛期間が終わったら「ここにも行きたい、こっちの煮干し系もいいな」と行きたいお店探しに勤しんでいたら朝方の4時になっていた。

隣でスヤスヤと眠っている猫を撫でながら少し余っていたスープを飲み干して、外の空気を吸い込んだ。煮干しに混じって、連休明け平日の始まりの香りがした気がする。