深夜帰宅後につい夜食を食べてしまいがちなビジネスパーソンにお勧めの連載「ビジネスマンのためのダイエット夜食」。今回は「ビーフトマトとナスのスープ」です。
今、思い返してみると……
もう10年くらい前でしょうか。会社の送別会で、別の部署に異動する人たちを順々に胴上げするというイベントがありました。
その対象に私も入っていたのですが、そのときは人生で一番体重が重かった時期だったので、「いや、これ大丈夫かな」と思いながら順番を待っていました。
案の定、部署内の若手の細腕では私のわがままボディを支えることができず、全員が膝から崩れ落ちて、なんだか締まりのない送別会になったことがありました。あれは悲惨でした。
思い返してみると、そもそも働くうえで「やせている状態」のときと「太っている状態」のときでは、周りの反応が全然違うということがあります。これは、いいとか悪いとかは別として、「明らかに違うなあ」ということがよくわかります。
たとえば、太っているときだと「愛らしいいじられキャラ」になってしまうのですが、シュッとしているときだと「なんだかスマートな感じのキャラ」になってしまったりします。
本連載は今回で終了となるのですが、「ビジネスマンとして働くうえでは、太っているよりやせているときの方がなんだか得する気がする」というなんともボヤっとした感じで締めさせていただきます。
私自身が減量や体重管理をするうえで、結局一番有効だったのが「夜ごはんを食べすぎず、野菜たっぷりのスープにする」ということなので、最後のレシピもスープとなります。シンプルな味付けですけど、ビーフとトマトの旨味がたっぷりの一品です。
それでは、長きにわたってご愛読いただき、誠にありがとうございました! ポンコツくまリーマンの奮闘記は引き続き「木村食堂」で掲載させていただきます。今後とも生暖かい目で見守っていただけると幸いです!
ビーフトマトとナスのスープ
材料(2人分)
牛肉切り落とし 100g / なす 1本 / ミニトマト 4個 / 水 400cc / オリーブオイル 小さじ1 / 刻みパセリ 少々 / コンソメ顆粒 小さじ2 / 塩コショウ 少々
つくり方
1.ナスはがくをとって乱切り、ミニトマトはヘタをとって半分に切る。
2.中火で熱した小鍋にオリーブオイルを入れ、牛肉と1のなす、ミニトマトを炒める。
3.2の全体に火が通ってきたら水を入れて、ナスが柔らかくなるまで煮立たせる。コンソメ顆粒を加えて味を調えて刻みパセリを散らす。
ポイント
■ごはんを加えると洋風リゾットに早変わり!