全4回の連載シリーズでお送りしている「平成世代 独身男女のクリスマス事情」。これまで、「プレゼント事情」「ディナー事情」「プラン事情」と続けてきたが、最終回の今回は「パートナーに最も期待すること」だ。

そう、独身男女がクリスマス時期に異性と時間を過ごすとなれば、きっとパートナーに対して思うこともいろいろとあることだろう。平成最後のクリスマスに向けた気持ちのありようを、平成世代のマイナビニュース独身男女会員235名に聞いてみた。

Q.今年のクリスマスは恋人、または好きな人と過ごす予定はありますか

■「男性」

「はい」(43.0%)
「いいえ」(57.0%)

■「女性」

「はい」(52.6%)
「いいえ」(47.4%)

Q.クリスマスに特にお金をかけてほしいと思うことを教えてください

■「男性」

1位「プレゼント」(53.8%)
2位「ディナー」(17.3%)
3位「ケーキ」(13.5%)
4位「宿泊場所」(5.8%)
4位「その他」(5.8%)
6位「装飾」(3.8%)

■「女性」

1位「プレゼント」(51.7%)
2位「ディナー」(23.3%)
3位「ケーキ」(10.0%)
3位「宿泊場所」(10.0%)
5位「その他」(3.3%)
6位「装飾」(1.7%)

Q.「クリスマスに特にお金をかけてほしいと思うことを教えてください」でお選びいただいた理由を教えてください

■「男性」

・「プレゼント: 相手に対して渡すものなので、一番気を遣ってほしい」(25歳/通信関連/営業関連)
・「ディナー: ハレの日の食事が食べたい」(28歳/不動産/事務・企画・経営関連)
・「ケーキ: 一番大事な物だと思う」(24歳/その他/その他・専業主婦等)
・「宿泊場所: 泊まる場所にも一工夫」(29歳/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「その他: クリスマスはきっかけに過ぎない。ともに過ごすことが大切」(27歳/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)

■「女性」

・「プレゼント: プレゼントは物として残る。良いものが欲しい」(21歳/その他/その他・専業主婦等)
・「ディナー: ディナーは豪華にいきたい」(22歳/その他/その他・専業主婦等)
・「ケーキ: 誕生日とクリスマスはおいしいケーキが食べたい」(26歳/医療・福祉・介護サービス/事務・企画・経営関連)
・「宿泊場所: リッチ感を味わえるから」(24歳/その他/その他・専業主婦等)
・「その他: お金をかけるだけが良いと思わない」(27歳/その他/その他・専業主婦等)

■総評

調査の結果、クリスマスに特にお金をかけてほしいと思うことは、男性では半数以上が挙げた「プレゼント」(53.8%)が1位に。2位「ディナー」(17.3%)、3位「ケーキ」(13.5%)がトップ3となっている。

女性も、1位「プレゼント」(51.7%)、2位「ディナー」(23.3%)、3位「ケーキ」(10.0%)と並びは同じだが、同率3位に「宿泊場所」(10.0%)がランクインした。また「その他」(男性5.8%/女性3.3%)では、「お金をかけるだけが良いと思わない」「ともに過ごすことが大切」といった意見も見られた。

そのアイテムにお金をかけてほしいと思った理由には、プレゼント=「やはり良いものをあげたいし、貰いたい」「相手の自分への価値が決まる」「記憶に残る大事なことなので」といった意見があった。続いてディナー=「おいしいものを一緒に食べたい」「食べることが好きなので、豪華な食事をしたい」「プレゼントは誕生日に高級なものを交換し合うので、レストラン選びを工夫したい」、ケーキ=「一番大事な物だと思う」「おいしいケーキが食べたいから」、宿泊場所=「二人きりになれる場所だから」「クリスマスを感じられる」などのコメントが寄せられている。

やはり男女ともに、クリスマスにはパートナーからのプレゼントを期待していることがわかった。本連載の第1回の「プレゼント事情」でも触れたが、どんなクリスマスプレゼントを選ぶかで、相手への想いの大きさや深さをはかることがあるだろう。また、もらって困ったクリスマスプレゼントがある人は男女とも半数程度いて、場合によっては贈る人のセンスなども問われる可能性もある。

恋愛への関心が薄れていると指摘される昨今。とはいえクリスマスの持つ華やかで、それでいて厳かな雰囲気は、やはり特別なものだ。聖なる夜に大切に思っている人と一緒に過ごしたいと願う人は、今も昔も多いことだろう。

そんなせっかくのクリスマスデート、パートナーの期待にはなるべく応えてあげたいもの。サプライズなどの演出に凝るのもいいけれど、日頃からのコミュニケーションを欠かさず、相手の気持ちに寄り添うことが大切だと感じさせるアンケート結果となった。

調査時期: 2018年11月29日~2018年12月7日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 235人(男性121人・女性114人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません